それでもつづく!

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それでもつづく!

学生雑記。楽しい文章を書きたい。

“それでもつづく!”

朝起きられないから心療内科に行ったら、鬱だった。

 

少しだけ、語らせてください。

 

先日、生まれて初めて心療内科へ行きました。

父親と二人で。

 

初めて行った心療内科という所は、特に近所の眼科や内科と変わらず、強いていうなら「清潔感よりもアットホーム感がすごい」といったところ。

 

先生との対話の中で生まれた感情や、それからの話。

 

少しだけ、語らせてください。

 

 

 

朝、起きられない

f:id:kmartinis:20170517215833p:plain

 以前、僕はこんな記事を書きました。(というかブログを始めて最初の記事)

kmartinis.hatenablog.com

 

本当に起きれません。睡眠についてたくさん調べて目覚まし時計をいくつもセットしてなお起きれません。だからほとんど毎日親に起こしてもらっています。初めのうちは鼻をつまんで起こされました。それでも起きなくなってくると父親に竹刀で叩き起こされました。かなり痛かったので屋根裏に竹刀を隠すと、今度はグーパンチが飛んで来ました。これが僕の現状です。毎日毎日、目が覚めたらみぞおちやら顔面やらに震える拳が飛んで来るんです。「何回起こしに来てるとおもってんだあ!!!!」って。初めのうちは「1回目だと思うぅぅううぅ」って泣きじゃくっていた僕ですが最近では殴られて鼻血が出ても、トレーナーのフードを本気で引っ張られて「息できねえええ」って思っても明日は絶対起きてやるっ…っていう決意をすることができるようになってきました。

 

 くそみたいな文章で申し訳なくなりますが、書いてあることは確かに事実です。

 

それからというものの、「朝起きれない」というのは全く改善されることなく、生活習慣が崩れていくだけでした。

 

「朝起きられない」以外に症状が増えた

生活習慣に乱れからか、体の不調を訴える回数がうんと増えました。

リストアップしたものがこちらです。

 

  • 朝起きられない
  • 夜眠れない
  • 慢性的な頭痛・腹痛がある
  • かなりの頻度で便秘
  • 食欲がわかない
  • 立ちくらみがひどい(特に風呂。しばらく歩けない)
  • やる気が全く出なくて、家で何もできない(学校の課題は出さなくなったし、弁当を洗ったり洗濯物を収納する等の作業も怒られて、やっと)
  • 何も楽しくない
  • 鼻呼吸をすると鉄分の匂いがする。(鼻を触ったわけでもないから鼻血は出ていないし、鼻づまりもない)
  • これが原因(?)で頭全体がぼんわりと痛む。(ちょうど風邪をひいて熱を出した時の頭痛に似ている?)

 

かなり多いように思えます。

 

一発で適切な処置が受けられる病院へ行きたかったのですが、これらの症状から予測される病気は少なくないため、一つずつ病院に通って話を聞く方法をとりました。

 

心療内科にかかるまで

耳鼻咽喉科

  • 鼻呼吸をすると鉄分の匂いがする。(鼻を触ったわけでもないから鼻血は出ていないし、鼻づまりもない)
  • これが原因(?)で頭全体がぼんわりと痛む。(ちょうど風邪をひいて熱を出した時の頭痛に似ている?)

 

これについて、

「はっきりは分からないが、嗅覚障害の疑いがある」

との診断を受け、神経系の薬を処方されました。

 

内科

  • 朝起きられない
  • 立ちくらみがひどい(特に風呂。しばらく歩けない)

これらより、自分は「起立性調節障害」を疑ったため、病院の先生に尋ねてみました。

 

血圧のテスト(寝て、起き上がって)をしたのち、「起立性調節障害」である可能性は低いとのこと。父親の「竹刀で殴って起こしていた」の一言で、鬱を疑ってみるべき、という言葉をいただきました。(先生マジでドン引きしてて診断部屋の空気がスゴかった)

ちなみに、自分が精神病であるかもしれない、と考えたのはこの時が初めてです。

 

そう考えてみれば、確かに憂鬱だ

 

これらを経て、心療内科に行くことになりました。

 

心療内科での話

俗にいう、カウンセリングを受けました。

1時間ほど、先生と話したと思います。

 

親身になって話を聞いてくれるいい先生でした。

 

まずは、病院側から渡されたアンケートに答えました。

そこには先ほどの悩みだったり、「いっそこの世から消えてしまいたいと思うことがある」みたいな項目もあって、動揺しならがら、小さく丸をつけました。

 

カウンセリングの中で

カウンセリングの中で、朝起きられないことや、「とにかく学校に行きたくないこと」を話しました。

両親に伝えても、「みんなそうに決まっている」と言われますが、だったらなんでみんなはそれなのに学校に行けるのかが分からないんです。

 

 

一度だけ、どうしても行きたくないからと布団の中でやり過ごし学校に行かなかったことがあります。朝、母親に怒鳴られ、夜には父親に怒鳴られました。有意義に過ごせると思ったけれど、何をすることもなく一日が終わって、少しだけ後悔しました。

 

だけれど、やっぱり学校に行くのは辛いというのが正直なところです。

 

この世から消えたい、と思うことについても問われました。ただし、これは自殺願望ではありません。

 

 

死に対する恐怖は小学校の頃から抱いていました。

 

小学校の頃、おばあちゃんの家に泊まるのが大好きで、帰り際になるといつも駄々をこねて泊まりたいと言っていたのを覚えています。それで泊まらせてもらって、夜トイレに行って必ず思ったことが、「あれ?なんのために生きてるんだろう」ということ。目の前に楽しくて好きなことはあるんだけれど、どこか心から楽しめていないような、そんな虚無感が常にありました。

それと同時に思うことが、「死ぬのが怖い。死にたくない。」ということでした。なんでこんなこと考えていたのか分からないんですが、確かに感じていたことです。

 

夢はいつも誰かに殺される夢を見て、今日もまた部屋に拳銃が投げ込まれて、、といった夢を見ました。

 

死に関して、人一倍敏感なんだと思います。

 

 

だからこそ、辛くても自殺はしたくないけれど、存在がなくなってほしいと思うんです。

 

どうしてこうなっちゃったんだろう。

 

最近の生活について

ここで、カウンセリング中に話した最近の生活(平日)について書かせてください。

 

6:30に目覚ましをセットするも、怒鳴られて起き上がるのは7:20ごろ。「いったい何回起こしたと思ってるんだ」なんて言われますが、そんなこと覚えているはずもなく申し訳なくパンをかじって7:50ごろ家を出ます。

自転車で30分弱かけて登校して、学校の中では「疲れた」「帰りたい」以外の言葉が浮かんできません。授業後は、3週間くらい前から友人と図書館に通い始め、そこで3時間弱勉強したのち帰宅。

図書館では比較的集中できて、「家に帰ってからまずあれをして、、」というようなタスクをメモに書き留めるのですが、家に帰ると疲労感がすごくてボーとするか寝ることしかできません。タスクと言っても難しいものを設定しているわけではなく、「ここの問題の丸付けをする」だとか「赤インクなくなったから詰め替える」みたいなこともひとつも消化することなく朝を迎える毎日です。

 

最近では図書館に行っても「なんだかなあ」と感じてしまうことが多く、土日なんかは行く気があっても体がついてきません。

 

現在、僕は受験生でクラスも「文系国公立大学」を目指す子が集まっています。みんなが土日に10時間ほど勉強しているのに対し、僕は0分。みんなが課題をいくつも終わらして提出しているのに対し、僕は一つも出せないまま、次の週になって、また次の週になって、の連続。

 

好きだった映画鑑賞が面倒臭くなれば、今度は自慰行為をする気力も湧かなくなりました。ははは。

 

本当に、どうすればいいのか分からない。

 

気になったこと

気になったのは、途中「鬱の症状がかなり出ていますね」といったくらいで、

「あなたの病気は鬱です」とは言わなかったこと。

 

また、白紙を渡されて「ここに木の絵を描いてください」と言われて「やっぱりこういうのあるんだ」と思ったことくらい。

これに関しては、数年前に心理学に興味を持って専門書を何冊か買ったせいでどの点をチェックされるのかだいたいわかっていたので、なるだけイメージの良い木を描きました。

 

カウンセリングを経て

  • 「睡眠薬のようで睡眠薬でない、生活習慣を強制的に戻すための薬」みたいな薬を処方された
  • 今後数カ月の睡眠・覚醒リズムの記録をとる用紙をもらった
  • 洗濯物の片付けや、帰宅後の弁当箱を洗う作業等、一時的に両親に頼むことにした

ってところ。

この状況になってしまった原因がよく分からないので、

 

ただでさえ小さな頃から考えすぎる癖がありながら、ブログを始めて哲学的になっているところがあり、一時的に頭がパンクしている、

 

と勝手に自己分析しました。

(ブログを始めると哲学しちゃうってあるあるなの?)

 

その日の、それからの話

 病院から帰って、何をすることもなく11時前に寝ました。

次の日、母に怒鳴られて目を覚ましたのが8:30。

 

心のコントロールをするために自分のタイミングで起きたい旨を伝えても、「まともな生活してないやつが、病気だとかほざくな」と言われる。

続けて母は「努力もしてねえのにガタガタ抜かすな」「まともな生活してから文句言え」と言います。これに意見しようものなら「いつまで反抗期やってるんだ」と言われて終了。

 

それから起きてリビングに行き、朝ごはんを食べる気力がないので部屋に戻り机に向かうものの、いつの間にかボーとしていて。座っているのも疲れるので横になって。それが母親に見つかってビンタされて、蹴られて、フードを引っ張られて息が苦しくて。

 

正直、正気じゃないです。頬を紅潮させながら、躍起になって怒鳴り、殴ってきます。その原因が僕にあることもわかっていますが、どうしていいのか分からないんです。母がギャーギャー怒鳴り散らすと、頭が空っぽになって何も考えられなくなることがよくあります。するとすかさず、「自分だけ被害者ヅラしやがって、都合良すぎるんだわ」と言われてしまう。

 

正論なんだけど、何も話す気になれない…。

 

とりあえず、殴る蹴る首を絞めるみたいなのは痛いからやめてほしい。それと隣2、3軒は届いているであろう大声で怒鳴り散らすのもやめてほしい。

 

それくらい。

変われるのかなぁ。

 

 

 一番辛いこと

これまでやりたかったことだとか、成し遂げたかったことだとか、そういうのに一切の魅力も感じなくなりました。

 

これが一番辛いです。

 

一日中寝るばかりの生活の中で、「自分にはムリだな」ということを常に感じるようになりました。

 

世の中に「そういう人」がいるのは知っているけれど、自分がそうなるとは微塵も思っていませんでした。

割と友人にも恵まれていて、「明るい学生」側にいると思っていたからです。

 

友達とワイワイやるのが好きなのか嫌いなのか。得意なのか苦手なのか。

一人で映画や読書をするのも大好きだけど、本当はどっちなんだろう。

ヒッチハイクみたいなアクティブなこと、なんで自分がやれたんだ?

 

 

本当に色々分かりません。。

こういうのは中二までに卒業するもので、増田の書き込みみたいなのは全く自分に関係ない現象だと思っていたけれど、実際そうじゃないみたいです。

 

最近はまともに笑える機会がないし、週2、3本レンタルする映画だけは好んで見ていたんだけれど、それも最近やめちゃった。

 

映画を見る気力もない?正直信じられない。どうして、なんでこうなった。

 

伝えたいこと 

僕が鬱、、じゃああなたも鬱なんじゃない?

 

こう言いたくなるほど、

  • 自分が鬱になったということが信じられない
  • だったら誰だって鬱と診断されるんじゃ…?

という心境です。

 

自分なんかが鬱だなんて(笑)

と思っていても、鬱にはなります。現代社会では意外と身近な病だそうです。

 

朝起きれない、という悩みですが、処方された薬を飲み始めて数日でかなり改善されてきています。気持ちも少しばかり楽になりました。

 

何か嫌なことがあって、苦しいなら、一度近くの心療内科で診察を受けてみることをお勧めします。自分自身に限らず、近くにギリギリになっているような人がいるならば、カウンセリングを受けることを勧めてあげてほしいです。

 

最後に

簡単に状況整理で書いたつもりが、感情入っちゃって何書きたいか分からなくなりました、すいません…!

 

記事一覧 - いつまで鬱で悩んでるの?

双極性男子のあたまのなか | 双極性障害とうつ病の狭間で

 

こういうような、鬱症状を抱えながらもブログを書いている人を単純に尊敬します。

ブログは楽しい。これからも、なんとかやっていけたらいいなと思ってます。

 

今回みたいなメンヘラ記事をブログに書くのはお門違いだと思っていたんですけど、何もやる気が起きなくて、なんとなくPC開いてブログ書こうと思っても、書くことがないから書くしかないっていう一連の流れがあるみたい。

 

今の状況に安住して、ダラダラと過ごして行きたいなんてゆめゆめ思っていないので、なんとか抜け出すためにもこういう記録は取っておいたほうがいいのかな?

 

何はともあれ、平常通りでいきます!

「まずここ直せ!」みたいなお叱りでもなんでもいいんで、少しでもヒントになるような反応がいただけたら幸いです。

 

それではっ

Twitterのアニメアイコンでクソリプを送る人々は皆「オタク」なのか

Twitter】アニメ批判したら一斉にオタクに襲われた・・・やはりオタクは発達障害なのか【疑惑】 https://t.co/37UuW9GPI5

— 高木正規 (@goldnoregular) 2017年5月3日

 

ども、けいいちです。

 

タイムラインががわいわいがやがやしていました。 

インターネッツって怖いなあ!

f:id:kmartinis:20170505181652p:plain

事の発端

www.goldkintama2.com

 

記事にだいたい書いてありました。

読んで、どうぞ。

 

DISがDISを呼ぶ典型的なヤツ

 

まずこのツイートについて。

この記事のブコメでも指摘されていたのですが、最後の「オタク」がなかったらよっぽどよったんですけどね、、。

3000近くリツイートされて、クソリプが飛び交う始末となりました。

 

Twitterアニメアイコンクソリプを送る人々は皆「オタク」なのか

今回書きたかったメインテーマ。

主観の話、と片付けてしまえば簡単なんだろうけど、少し話させてください。

 

僕の考えでは、彼らを「オタク」と言う単語ひとつでカテゴライズすることはよくないと思っています。

 

 

彼らのホームはツイッターのタイムラインです。

例えばあなたがブロガーで、他のブロガーをフォローするように、彼らもまたアニメアイコンの人々をフォローする。(もちろんツイートの内容で判断することもあるけれど。一時期、アニメアイコンやってた時代があったからわかるよ^_−☆)

 

すると、アニメによってつながりが生まれているわけですね。

 

ある日、そこに一つの爆弾がぶち込まれます。

「オタク批判」です。

 

 

彼らはこういう批判ツイートには慣れっこですから、いつものようにRTしてフォロワーから共感を集め、批判主を批判します。

 

サブカルチャーによって生まれた「つながり」の中に、変な同調圧力が生まれ、群集心理の上で批判したものを集中的に叩く。

 

これがこういう現象に関する僕の考え。

 

先ほどの記事のコメント欄に共感できるコメントがあったので引用させていただきます。

 

ネット上でマジョリティな「オタク」という属性を纏いつつ、周囲を威嚇して強がりたいだけのいわば「ヤンキー」「チンピラ」です。
群れることでしか粋がれない残念な人たちなんです。

「日常系アニメの何が面白いかわからない」と言われても「そうだね。君の好みには合わないんだね」と受け流したり、「こういうところが面白いんだよ」と魅力を伝えたりすることができず、
「あ?てめえなにガン飛ばしてんだ?やんのかコラ」となってしまうのが彼ら「ネットチンピラ」なんです。
彼らを安易にオタク文化と結びつけないでください。
一昔前、クラブがヤク中のたまり場だからといってクラブミュージックに罪があるわけではなかったように、オタクを名乗るネットチンピラが多いからといってオタク文化に罪はないのです。

彼らのような人達のせいでオタクに変なイメージがつけられて、純粋にアニメを楽しんでいる私のような人々も迷惑しています。
どうかご理解いただきたくお願いします。

(コメ主id:pplopiさんへ:非公開設定にされていますが、一応IDコールさせてください。もし問題があれば直ちに削除させて頂きます。) 

 

まあヤンキーだとかチンピラみたいな単語は使うべきじゃないかもしれませんが、おっしゃることはあながち間違っていないように感じます。

 

やっぱり彼らを「オタク」という単語だけでカテゴライズするのは間違ってる。

 

ネット(特にツイッター)に運びる悪しき文化ですなあ。

 

オタク批判にも飽きたけれど、、

現代の日本、「オタク」は一つの立派な文化となってます。

対象がなんであろうと、一つのコンテンツに没頭して、必死に楽しもうとしている姿は清々しいし、正直素敵。

 

その対象物が自分の嗜好から外れていた際に、すぐに「気持ちわる!」って批判しちゃう人は、価値観狭くておもしろくないなぁって思うんです。

 

せっかくなら自分の考えと違う人とうまくやったほうが人生豊かになるんだろうにって。

実体験として、ラブライブ!好きな友人が、周りからがやがや言われてたんですけど、自分もプライムビデオですぐ全話確認して、「えっめっちゃいいやん…」って気づき、趣味で見るアニメの幅が広がったんです。

 

でもさ、その理解し合うことを困難にさせてるのは「オタク」の方でもあるわけで、。

 

前にどこかのブコメで読んだんですが、「迫害される『オタク』の身分辛いです節」

今のインターネッツの世界でこれがありすぎて、氾濫状態になってません?

 

最初は「サブカル批判するのは老害!くそ!」みたいなコメントをしょっちゅう見かけたんですけど、最近ではみんななんだかなあ状態になってる気がします。

 

まとめ

結論を言うと、

 

  • 記事にあるような批判は無意味
  • サブカルを批判する際に使う「オタク」という単語は、クソリプ集団を召喚する呪文にすぎない(あくまでツイッター上で)
  • オタクの肩身狭いです節ももうやめよう(みんなあきた)

 

ってところですかね。

 

全てに通して言えることは、みんな批判じゃなくて非難してない?ってこと。

記事タイトルにも「批判したら」ってあったんですが、これ「非難」に近い気がします

 

一応調べたやつを貼っておくとこんな感じ。

<批判>

《名・ス他》

良い所、悪い所をはっきり見分け、評価・判定すること。
 
 

<非難>

《名・ス他》

欠点やあやまちなどを責めとがめること。
 
 
(どちらもグーグルの辞書より)

 

記事の筆者もツイッターの人たちも、みんな非難してるだけなんじゃないかなぁ…。

中身ある批判だったらみんなまともな話し合いができるんだろうけど、中身スカッスカの非難じゃ何にも解決しない気がします。

 

非難はみんな不幸になるだけ。やめよう。

 

そんな感じ。

 

 

僕はアニメ見るのかって?まぁ、ポケモンとかナルトとかは見てましたよ。

 

それではっ

 

 

HIKAKIN尊師が「YouTuberはやめておきなさい」って言ってる。

ブンブンハロー、はてな

 

どうも、けいいち(けいいち (@keiichi1021) | Twitter)です。

 

ユーチューブを見ていたら、日本のトップクラスのユーチューバーであるHIKAKIN氏の動画に行き着きました。

 高校三年生の僕からしたら、初めて知ったYouTuberは彼で、見始めた中1の頃は憧れを抱いていたものです。

 

最近では、小学生のなりたい職業ランキングでYouTuberが上位にランクインになるなど、職業として「YouTuber」が注目されていますよね。

 

おそらくアンケート対象の小学生の中でも、最も憧れる存在は彼ではないでしょうか。

 

そんなヒカキン氏の最近の動画についての記事です。(下書き作った次の日に話題になってたスマソ)

 

最近のHIKAKIN氏の動画まとめ

f:id:kmartinis:20170503003923j:plain

(以下にリンクあり)

 

4月29日そして4月30日とその翌日5月1日にHIKAKIN氏がうpした動画。

時系列順に並べると、こんな感じ。

 

YouTuberとしての普段の生活を撮影した作品(2017/04/29 に公開)

 

youtu.be 

彼の1日の生活をテキストにしてみました。(動画を参照にしました)

 

AM2:48 撮影開始

(事務作業、朝飯)

AM5:00 自宅出発

AM5:30 フジテレビ入り

AM7:00 生放送開始

AM7:46 撮影終了

AM8:30  帰宅

AM9:00 家事等(洗濯、掃除、事務作含む)

PM0:00 ゲーム実況開始

PM1:33 撮影した動画を編集

PM5:08 動画編集完了

PM5:55 動画うp

PM6:00 ゲーム実況開始(本日2本目)

PM6:29 撮影した動画を編集

PM7:18 動画編集完了

PM7:46 動画うp

PM8:00 ゲーム実況開始(本日3本目)

PM8:33 動画撮影完了

PM9:00 マッサージへ出かける

マッサージ、スーパー、コンビニでの買い物

PM11:30 帰宅

AM0:45 動画編集開始(本日3本目)

AM1:45 動画編集完了

(この密着動画の編集)

PM2:48 動画編集完了

 

改めて、「この人スゴ過ぎる…」って思います。

この動画を見て、「やっぱりこの人は好きなことで飯食ってんな〜!」って言える人っていないと思うんです。

 

動画を見てもらえればわかるんですが、彼の24時間には一切の「遊び」はありません。

ゲームの配信時間に合わせて、スケジュールが緻密に組まれており、好きな時間にダラダラとゲームをすることなどもってのほか。

実況の撮影が終われば、すぐに数時間かかる動画編集が待っているわけです。

 

YouTuberとしての、ただならぬ覚悟や執念を感じる動画でした。

 

 

自身がひと月前に受けた健康診断の結果を公表した作品(2017/04/30 に公開)

 

youtu.be

 

まあ、こうなってもおかしくないでしょ…と突っ込みたくなります…。

自分の父親もサービス業の総支配人を務めているために、過労気味なところがあり、かなり健康診断に引っかかってくるのだけれど、それ以上にひどいんじゃないかなぁ。

 

とにかく精神面、身体面共に休養を欲しているのだと思います。

 

簡単じゃないんだろうけど、休ませてあげてほしい。。。

 

前回の動画に対してのレスポンス(注意メイン)をまとめた作品(2017/05/01 に公開)

 

youtu.be

 

 多少の笑いを織り交ぜながら、自身の健康状態について公表した作品が前回の動画ならば、今回の動画は「それ、かなりやばいよ?」というような動画に対してのレスポンスを紹介したもの。

 

僕自身、健康診断なんてものとはほとんど無縁な高校生だし、数値を良し悪しを全くと言っていいほど知りません。

(強いていうならたまにゴールデンタイムにやってる健康に関するテレビ番組でつけた知識くらい)

 

中性脂肪高めのST上昇ってのはかなりやばいんだって。

心筋梗塞まっしぐらなんだって。

 

って割と常識なのかもしれないけれど、余計心配になります。

 

 YouTuberのリアルを見せてくれたHIKAKIN

モンストして金もらえるとかユーチューバー最高だなww

 

って言ってた友達のAくん、息してる〜??

 

さすがにこれらの動画を見て、「やっぱり夢ある職業だ」なんていうことは難しいですよね。

この日撮影、編集した動画の数はなんと5本。ブラックコーヒーとビタミンドリンク、コンビニ飯の食生活。

なんて言っても、撮影したのは日本でトップレベルの再生回数・登録者を誇るHIKAKIN氏ですから、駆け出しのYouTuberが必死になっているのとは訳が違います。

 

トップであるゆえの過労っていうのもあるんでしょうけどね…。

 

YouTuberを壊すのは誰か

正直少し前のYouTuberと言ったら、いわゆるフリーランスとして個人で動画を撮影、アップロードして広告収入を得るという形が一般的でしたが、「ユーチューバー」が広告媒体として注目されて以降、商品・サービスの紹介をユーチューバーに依頼する件数が増えているように感じます。

そしていまや、その企業からの依頼を受けるのはユーチューバー個人ではなく、ユーチューバーを束ねるユーチューバー事務所です。

多くの登録者を持ったユーチューバーは今やほとんど事務所に所属しています。

 

YouTuberの事務所を総まとめ!芸能人化していくYouTuberたち

 

事務所に身を置くとなにが起こるか。

事務所が、民間企業からのPR依頼を勝手にとって来てくれるのです。そしてマネージャーなんかもつくみたいです。

 

サポートも手厚く、これによってユーチューバーは安心して(収入面で)動画投稿を続けることができるのです。

 

ただ、これには「ユーチューバー個人で仕事量を調節することが難しくなる」というきらいがあります。

 

好きなユーチューバーが事務所に所属すると、

「え〜つまらなくなっちゃう!」

なんて発狂するコメント欄をよく見ますが、本当に心配すべきはそこではないんじゃないかと。

 

fujipon.hatenablog.com

この記事では、あくまで「自発的に」過酷な労働をしていると言ったように書かれていましたが、実際には「自発的に」とっているというよりも、事務所がとってきた仕事をこなしている部分が大きいのではないでしょうか。

 

おそらく密着動画にあった一部の実況はタイアップかと思いますし、こういう動画を見てると、実態はまんまブラック企業なんじゃないかと思えてきます。

 

インフルエンサーとしての価値設定をする事務所

以前、はじめしゃちょーの3股問題をお昼のワイドショー(?)番組で放送した際に、一部の出演者から、

「はじめしゃちょーの数時間の出演依頼、300いくんですよ」

と言ったことを暴露されていました。

 

この300万という価値設定はもちろん事務所がしているわけですが、もはやユーチューバーはいちタレントとして扱われています。

 

HIKAKIN氏がいくらなのか、は全く知りませんが、おそらくこれと同等またはそれ以上なんじゃないかなあ。

 

今のトップユーチューバーはこういう世界なんです。

 

自分の好きなように注目を浴びて、好きなように広告収入を得て、好きなように生活をしているのがユーチューバーじゃなかったんです。

 

「カフェインぶち込みながら、好きなことに人生を捧げる」様子を見て、「好きなことで生きていく」なんてキャッチコピーはもはや虚言でしかないように思えてきます。

 

小学生よ、YouTuberはやる気や勢いでなんとかなるもんじゃない

今回の3本連続の動画。

ここまで連続的にYouTuberって結構キツイ職業だよ?っていう動画をアップロードするのは割と珍しい話で、ある程度メッセージ性が込められているように思います。

 

YouTuberはきついぜ。体壊すぜ。

 

ただただコンスタントに、PCと向き合えるか。

PCと向き合うと言っても、技術職のような成長する感覚はないだろうし、ただただファンのために時間をかけられるか。

 

アンチのルサンチマンがまるっと見えるかされたコメ欄を眺めながら、精神を平常に保つだけのメンタルはあるか。

 

ゲームは「好きな時間に好きなだけやるもの」じゃなくて、寝る間を惜しんでまでやる「仕事」として割り切ることはできるか。

 

労働時間(人によって労働の定義づけは違うと思う)でいったら、下手なブラック企業よりも多いだろうし、それでいて常に一人。

 

少なくとも僕だったらおかしくなると思う。ゲームが嫌いになると思う。

 

YouTuberはマイクラやってておかねもらえるハッピーなおしごとじゃないんだぜ、

ってヒカキンさんがいってるよ。。

 

お金持ちになりたくてユーチュブを始める少年達へ

最近知名度を上げているヒカル氏やラファエル氏の動画では、「お金を多く消費する」ことを売りにして、僕ら庶民では到底できないようなことを視聴者に疑似体験させています。

 

お金に関していうと、ユーチューブを見て育つ世代はどういう感覚を持っているんだろうっていうのをよく思うんです。

 

「ユーチューバーになれば、めちゃくちゃお金持ちになってPS4何十台も買えるんだろうな〜」

 

って思ってる子達かなりいそう。

 

彼らは、稼いだお金をさらにお金を生み出すアイテムとして考えてます。稼いだら、次はさらに稼ぐことが待っているのです。

 

お金持ちになれて、それでついでに承認欲求まで満たすことのできるユーチューバーがさぞ魅力的に見えるかもしれないけれど、底辺じゃ稼げないよ!ってことを言いたい。

 

そしてトップになったらなったで、お金使って遊ぶ時間ないよ!とも言いたい。

 

www.pipipipipi5volts.com

(ヒカルといえば、のピピピピピサン。もはやマネージャーなんじゃないかってレベルで評価されていますw文章キレッキレだから是非読んで。)

 

 

やっぱりHIKAKINはすげえや

どんなにトップに来ても、「たんまり儲けた金で、パーっと遊ぶか!」なんてハメを外すことをせず、ファンのためにコンスタントに動画を作成し続けている様子はまさにプロ。プロブロガーみたく、プロユーチューバーっていう言葉はないんですかねえ…。

 

 

なにはともあれ健康第一で。今後のご活躍を期待しています。

 

おまけ

健康に関しては、誰もが意識して気をつけるべきことだし、自分も割とヤバいんじゃないかっていうことがここ最近で多く起こっています。わらえねえ…。

 

 

 

 

何事も無理せずいきましょ!

 

それではっ

 

※追記

ブコメでいろいろ意見もらってるんですが、やっぱり動画編集を人に任せるっていうのは秀逸なんじゃないかと。彼自身も家政婦雇うどうこう言っていたので、そのうちやるんじゃないでしょうかね。。

ただクリエイターとしては撮影して編集までやりたいところなのかもしれません。

 

【バニラズ】ぜひ聞いてほしいgo!go!vanillasのオススメ曲まとめ!

 

これから紹介したいのは、go!go!vanillas(バニラズ)。

ものすごく勢いを持っている注目のバンドです。

 

今回は「バニラズを知らなかったけど気になってきた」人に当てて書こうと思います。ほらそこのあなたですよ〜〜!

(なんで、全てYouTubeにアップされているものをセレクトしていますノ)

 

 

go!go!vanillas(バニラズ)ってどんなバンド?

go!go!vanillas(バニラズ)のメンバー

f:id:kmartinis:20170330100418j:plain

 (http://gogovanillas.com/biography/より)

 

左から紹介すると、

 

ジェットセイヤさん(dr) 、長谷川プリティ敬祐さん(ba) 、牧 達弥さん(vo/g) 、柳沢 進太郎さん(g)

 

です。

 

下に公式サイトから引用した説明を貼っておきますね。

 

新世代ロックンロール・バンド。さまざまなジャンルを呑み込んだオリジナリティ豊かな楽曲で聴く人を魅了し、ライヴでは強烈なグルーヴを生み出す。

 

「go!go!vanillas」っていうバンド名の由来

バンド名としては、少し変わっていますね〜。

以前調べたのですが、

 

牧達弥(Vo./Gt.)が、ヴァセリンズ・ザ・ヴァインズ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドなどVから始まる海外のバンドに格好良いバンドが多いと思い、Vから始まる単語を探していたところ、「バニラ」という単語が目にとまる。本人曰く、「vanilla」の表記はかっこいいが、意味の「バニラ」は可愛くギャップに気に入った。「THE」が付くバンドが多かったため「ザ・バニラズ」ではなく、「THE」に変わるものがないかと考えていた時に、ジョジョの奇妙な冒険のジャイロ・ツェペリの金歯に“ゴー!ゴー! ツェペリ”と彫られていることを思い出し、“ゴー!ゴー!”を頭につけた。

go!go!vanillas - Wikipediaより)

 

って。面白いですよね(笑)

the vanillas でもかっこいいんだけどなあ←

 

 

go!go!vanillas(バニラズ)のオススメの曲

おはようカルチャー

youtu.be

 

溢れ出るエスニック感…!!

 

邦ロックでこんな感情に浸れるのか…って。めちゃくちゃいい。

 

朝早起きして聞いたらどんなに気持ちいいんだろう、って定期的に思いながら生活していますノ (起きれねえ)

 

ツイッターでの声

 

 

エマ 

youtu.be

 

 どハマりしました。

 

マジで体動かさずにはいられないナンバー。

タイトルの「エマ」にはemergency(緊急)っていう意味が込められてるんだって。

 

一見、外国人の女の子の名前みたいなタイトルですけど、実は“emergency”っていう“緊急事態”という意味を持つワードから取った言葉なんです。僕たちは、当たり前に過ごしている日常生活の中で、ごくごく自然に“これがすごいんだよ”とか“これが売れてるんだよ”って言われていることを当たり前に思っていることってあると思うんですよ。例えば、メディア操作というか。“これ、すごく美味しいんだよ!”ってマスコミが煽ったりすると、そうでもないのに、みんながそれをすごく美味しいと思っちゃうっていうか。

 

なので、そういうところに流されないで、ちゃんと自分で一回考えようよっていうことを歌ったメッセージソングでもあるんです。自分の好きなモノくらい、ちゃんと自分で判断しようよ、っていうね。

 (go!go!vanillas新シングル『エマ』、警告(emergency)の意味が込められたメッセージソング完成 | スペシャル | EMTG MUSICより)

 

全体的に、オリジナリティー溢れる曲調。

個人的にはBメロがたまらなく好きです。

 

これはPVが秀逸だと思っています。カッコかわいいっていうか…。

特に導入なんかは、「はぁ?」って思いますよね(笑)

一気に注意を引いて、グッと引き込む作り。感激です。

 

ダンスロックはいいよやっぱり。。

 

ツイッターでの声

 

 

バイリンガール

youtu.be

 

テーマは「悲しみに立ち向かう主人公の本音と建前」らしい。

単純に言葉選びも「爽快さ」が重視されてると思うんですけど、とにかくポップな曲調です。

 

僕はイントロの高まる感じが気に入ってます(笑)

サビからの展開がうまいなあ。

 

この手の曲調で「女子目線」っていうのが新しいと感じました。

 

ツイッターでの声

 

 

 カウンターアクション

youtu.be

 

かっこいい、の一言に尽きる…!!

 

「地獄の底まで落ちていく」ってとこ。かっこいいよなぁ。

PVの(いい意味で?)めちゃくちゃさはバニラズ一番ですね(笑)

 

ロックンロールの尖った部分が躍動感と一緒になって、、

とにかく聞いたら絶対盛り上がる。

 

ツイッターでの声

 

 

人間讃歌

youtu.be

 

深夜にさ、長編の洋書(旅する系の)を読んでいて、世界観にどっぷり浸るような…

 

そういう感覚がします!!!!!!!

(僕だけかも笑ノ)

 

ツイッターでの声

 

 

ヒンキーディンキーパーティークルー

youtu.be

 

この曲もイントロたまらないなあ!!

 

爽やか!すげえ爽やか!聞いててめちゃくちゃ気持ちいい!

 

これ聞けばとりあえず夏来ますね。

ポップなんだけどどこか懐かしい。アメリカンカントリーに近いものを感じました。

 

ツイッターでの声

 

 

まとめ

聞いていて楽しくなるんだよなぁ。

 

最後に書いたように、バニラズは全体的にカントリーっぽさを出している印象があるので、エキゾチックな気分になれる、そんな珍しいバンドだと考えています。

 

それでいて、ばちばちとエナジーがはじけている感じ。たまらないです。

 

これからも応援していきたいですね〜!

 

合わせて読みたい

kmartinis.hatenablog.com

「ドーナツを穴だけ残して食べる方法」が面白い【書評】

 

こんな本を読みました。

 

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1年前くらいに本屋で購入して、積ん読になっていたこの本。

結論から言うと、読んでいて最高に楽しかったです。

 

ドーナツを穴だけ残して食べる方法 越境する学問―穴からのぞく大学講義

ドーナツを穴だけ残して食べる方法 越境する学問―穴からのぞく大学講義

 

 

穴だけ残して食べることは可能なのか?

例えばぼくが1000人の大衆に向かって「ドーナツを穴だけ残して食べることは可能ですか?」と問いたとしましょう。

 

988人の人々が一斉に「ムリ!」と答えるところを、残りの12人の知識人が、「待てよ…この学問上でならいけるかもしれない…」と考え、専門知識で無双する

 

そんな本です。

 

1000という数字はデタラメですし、ズレた例えかもしれませんが、

一般人なら本気で向き合わないであろうトンチの題材に大阪大学の12の分野の教授が真剣に専門知識を駆使して答えを探るというユニークな内容になっています。

 

本の中の「はじめに」というページから引用しますね。

 

「ドーナツを穴だけ残して食べるなんて,そもそも不可能だし、馬鹿げている.

ドーナツは食べてしまったら,あとかたもなくなる.穴だけ残して食べることは不可能であり,そのような問いかけ自体がそもそも不適切である.以上.」

 これは極めて常識的な回答です.でも,本当にそうなのでしょうか? ドーナツの穴だけ残して食べることは,本当に不可能なのでしょうか?

 「ドーナツを穴だけ残して食べることは不可能である.」

 そんな常識を疑ってみようではないか.やり方によってはドーナツを穴だけ残して食べることができるかもしれない.少なくとも,はなから無理とあきらめないで,どうやったら穴だけ残して食べられるのか,ちょっと考えてみようではないか.

 そんなことを考えた大阪大学の教員たちが,「ドーナツの穴」について,結構本気で取り組んでみた.その成果が,みなさんの手に取っているこの本です.

 

つまり、「常識を疑え」っていうのがベースになっています。

…疑うもなにも、、ね?(笑)

 

「ドーナツを穴だけ残して食べる方法」というテーマ

そもそもの話、このテーマはもともと2ちゃんねるに投稿されたコピペが発端となっています。かなり有名なのかな?知ってる人も多いんじゃないでしょうか。(ぼくは知りませんでした)

 

ドーナッツの穴だけ残して食べる方法
 

 ∟物理派-巨大なドーナツを光速で回転させることにより穴が空間的に閉じ(ry
       -箱に青酸カリの入ったビンと一緒に入れて(ry
 ∟化学派-穴に空気とは違う気体をつめれば?(それ残ってるのその気体じゃん派)
 ∟数学派-非ユークリッド幾何学的には可能(難しいよ派)
 ∟統計派-100万回食べれば1回くらい穴だけ残ってるかもしれない(めんどくさいよ派)
 ∟地学派-半減期を調べれば穴の存在を証明できるかもしれない(本当かよ派)
 ∟芸術派-私が存在しない穴を写実することでなんとかできないだろうか?(別問題だよ派)
 ∟哲学派-穴は形而上的な存在の定義外にあり、超空間的な(ry
 ∟報道派-まずはドーナツに穴が空いているか世論調査すべき(捏造だよ派)
 ∟政府派-真に遺憾であり今後このような事態が起こらぬよう最大限の努力を(ry
 ∟一休派-では穴だけ残しますからまずは穴の存在を証明してください(天才だよ派)

ドーナッツの穴だけ残して食べる方法 : 2chコピペ保存道場

 

こんな感じ。これだけでも面白いですよね。

 

本の成り立ち 

さっき貼った、この本の帯を見て下さい。

 

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ドーナツにコーティングされた砂糖のような可愛らしいデザインになっているんですが、注目して欲しいのは裏のココ。

 

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大阪大学ショセキカプロジェクト」という試みで企画・提案から編集作業、装丁や広報、販売までまで大阪大学の学生さんが全て行なっているそうなんです。すごい…!

 

内容

第1部「穴だけ残して食べるには」、第2部「ドーナツの穴に学ぶこと」という構成です。

あくまで主観なんですけど、だいたい強引です(笑)

様々なうんちくが「ドーナツ(ないしその言葉)」と絡めて羅列してあります。

絡めてっていうか、かすってる程度のやつも多いんですけどね(笑)

一部の人間から見たらものすごく秀逸な回答かもしれないんですけど、、。

 

それでも、すごいと思うのは「あくまでこちらに理解させようとしていること」何ですよ。これ読んだ人にしかわからないと思うんですけど、ものすごく楽しいですよ。

 

面白かったところを少しだけ紹介しておきますノ

 

ここがおもしろい 

紹介したいのは、第3章。

「とにかくドーナツを食べる方法」っていうやけくそタイトルです。

 

ここが本当に楽しかった。「穴とは何か?」という考察から始まり、空間の話になる。そして集合を用いて数学的に説明して、、、

 

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(ちなみに「集合」は数Aのあれでした。習ったことが書いてあると面白いなあ)

 

穴の定義づけ→お題の具体化→そして…

 

こう。

 

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察しのいい人は大体わかるかもしれませんが、わからない人は是非読んで見てください。めちゃくちゃ屁理屈で笑いました(笑) 

 

本としての完成度

作り込みがものすごく丁寧だと感じました。

本書の「おわりに」というページにも、

 

現代社会は様々な技術の発展によってCMや映画、漫画や雑誌など、その全てが豊富な色彩で多彩に表現されている。そうした事実からすると、「本」というものは白黒のただの文字の羅列だ。そしてPCでカタカタと打つ作業をすれば、200ページ余りを字で埋めることは容易。しかし、この一冊を作り上げる過程で、想像をはるかに超えた時間と労力がかかることを思い知らされた。

 

というようなことが書いてありました。 

 

もし普段本に書いてある時だけを飲み込んでいる方がいれば、これから本を読むときのほんの一瞬でも、その字、その文が載るまでに至った背景にも考えを巡らせていただけたら、本の制作に携わった人間として幸せなことです。

 

僕は多い時に月30冊ほど本を読みます。そんな僕は、まさに「本に書いてあることだけを飲み込んでいる」人間だったんじゃないかと、ハッとしたんですよね。

こういう制作過程のことについて書いてある本って本当に珍しくて、そこに関してもものすごく楽しめました。

 

あなたに読んで欲しい

ここまで読んできて、「うげっ、参考書みたいじゃん」と抵抗を感じた方。

この本は、そう考えがちな方々のために作ったと言っても過言ではありません。

とあるように、そういう人たちこそ読んで欲しいんです。

 

勉強とか学問っていうと、難しいし面倒だし、、、。

ただ、全部好きになれなくてもその中の一部でも興味が湧くものがあるのでは?

 

という考えに基づいて、文理問わず楽しめるような工夫が凝らされているのです。

 

確かに、文系の道に進んだ人は「次元」や「化学」と言った言葉とはしばらく無縁です。中には一生無縁な人もいるかもしれません。そんな人たちがこの本を読んでたったひとつでも興味の持てる学問を見つけてくれれば…!という願いが込められていました。

 

読み終わって

読み終わって、って言うより一通り「見て」って感じですね。

専門的なところまで首を突っ込んでいると、一生かかっても読める気がしません。

 

たとえそれが自分の興味のない分野でも、その分野を愛してやまない人たちは一定数存在していて、きっと今も真剣に学問に取り組んでいる。

 

学問と向き合うのってすごく楽しくて、純粋に没頭できるなあ!

 学ぶ楽しさっていうのが漠然とわかりました。

 

こんなバカみたいな題材に、くそ真面目に取り組んでいる様子が、ひしひしと伝わってきて、感動すら覚えました。かっこいいな。

 

くだらないの中に学問の真髄はあるのかもしれない……。

 

是非読んで見てくださいノ

 

それでは!

 

(アマゾンのリンクだけ貼っておきます)

 

ドーナツを穴だけ残して食べる方法 越境する学問―穴からのぞく大学講義

ドーナツを穴だけ残して食べる方法 越境する学問―穴からのぞく大学講義