Entrance Part2

だらだらダイアリー。心を解き放て

美容院とさんぽと、100円コーヒー

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ここ最近の午後5時ごろは、まるで写真加工アプリのフィルターがかかっているかのように景色が青白い。と同時に、ーーこれは錯覚であろうがーーまるで明け方のように空気が澄んでいる気がする。ははあ、これはフラフラと散歩するには贅沢すぎるじゃないの。そんな感じで、これまではポツポツと通っていた近所のローソンに毎日通うようになってきた。

ローソンではだいたいSサイズコーヒーを注文する。普通に喉が渇いていたらMサイズ、朝もコーヒー飲んだしな…と思ったらカフェラテ、みたいな感じで割とイレギュラーだ。それにしても100円でこのクオリティのコーヒーが飲めるのは幸せでしかない。将来家を建てるなら、近すぎず遠すぎずの絶妙な距離にコンビニがないとGOを出せない体質になっているんじゃないかとすら思う。


今日は始業式だったけれど面倒臭いので学校に行かずに美容院に行ってきた。僕は美容院が死ぬほど苦手で、1000円カットーー無駄な気を使う必要がなくてとにかく居心地がいいーーに行こうか毎度迷いがちだけれど、やはりクオリティを求めるなら…と美容院の方にクロスバイクのハンドルを切ってしまう。

僕は人と話すのは大好きだけれど、「話されるのを待ってる人」に話しかけるのがどうしても苦手だ。これは上手く伝わらないだろうが、ショップの店員さんだとかサービスカウンターのお姉さんだとか、ああいうのはなるだけ話しかけたくない。自分でもよく分からないけれど、美容師さんもその一部で、荷物を預かってもらったり、席に誘導されたり、髪型を事細かに説明したり、そういった一つ一つのコミュニケーションが億劫に感じてしまうのだ。美容院に着いて早々、「早く帰りたい」と思った。

今日も例に漏れず、いいことがなかった。カット中の会話が噛み合わない。

僕「後ろはこの写真みたいに刈り上げで…」

美容師さん「これは、、刈り上げてはないですね…」


ハウっ!ダイレクトアタック!痛い!帰りたい!

美容師さん「…कृपया मुझे बताओ जब दर्द होता है」

僕「・・・」


ん…??!なんて言った?今なんて言った?……ぁあ、痛かったら言ってくださいね、か!小声すぎるわ!ひゃーガン無視しちゃった〜!!


こんな感じで終始ストレスを感じながらカットしてもらった。だけれど、それを表情や態度に出さないのが大人ってもんで、おどおどすることなくスタイリッシュに美容院を後にすることに成功、後、クロスバイクにまたがって開放感を存分に味わった。もう5分長くいたら死んでた。

家に帰って鏡を見たらだいぶ酷い髪型をしてた。あれ??なんで美容院行ったんだっけ??静かに普段滅多に使わない整髪剤を取り出してスプレーで固めてうまいことまとまったのを確認、満足するや否や、こんなの毎日面倒臭いわぁ…と後悔した。朝起きたら、朝食、歯磨き、洗顔、マウスウォッシュを15分くらいで済ませて家を出たい。できれば10分がいい。さらに多くを望むらなば5ふ…

価格と値段は必ずしも釣り合わない。技術の売り物だったらなおさらであろう。しかしながら、コンビニのコーヒーはいい意味で毎度裏切られる。コンビニからの帰り道、そんなことを思った。景色が青白い。歩を進める度に、デニムジャケットのチャックがしゃらしゃらと音を立てる。それに呼応するかのように手元のコーヒーの水面がゆらゆら揺れているのが腕に伝わる。

こんな日が続けばいいな、と思った。僕はきっと明日も100円玉を握りしめてローソン、君の元へ行こう。pm5:00過ぎ。薄暗い空をバックに、それだけの誓いをした。

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