それでもつづく!

学生です。楽しい文章を書きたい。

“それでもつづく!”

高校生が「うつ」になってからの話。逃げたはいいけど今後どうすればいいかわからない君へ。

僕は17歳にしてうつ病になりました。

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 本日9月1日は、18歳以下の日別自殺者数が一年のうち最も多い日。

ここに、実体験から学んだ「逃げ方」を記しておきます。

 

高校生のうつ

うつ病、というと仕事で辟易した大人がなるもの、というイメージが強いかもしれないけれど、うつ病は、高校生でもなります。と言うか、誰でもなります。

 

そして、高校生のうつの回復はなかなか難しいのも現実。

担当の先生から

「君の体はまだ成熟しきってないから、薬の選び方が難しい」

となんども言われています。

 

事実、薬の副作用をもろに受けて、1週間常に「いま吐くかもしれない」という強い吐き気に襲われたこともありました。

 

だからこそ、ゆっくり様子を見ていかなければいけない。

まずは、環境を変えること。嫌なものから逃げること。

 

「逃げろ」って、ある意味で無責任

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8月31日になって、有名人が一斉に「逃げていいんだよ」と呟く。

しかしながら、いざ学校から逃げる決断をしたとして、

「そのあとどうすればいいの?どうやって社会に出て行けばいいの?」

とものすごく大きな不安に襲われてしまう瞬間がきっと、というか必ずきます。

 

逃げろ、という選択をプッシュする世の中になったはずなのに、現実を見てみると多くの学生が大学へ行って、有利に就職を進める。

 

もちろん、「逃げろ」と教えてくれたツイ主がアフターフォローをしてくれるはずもなく、必ず自己嫌悪に陥る瞬間がきます。

 

(大人は安易に「逃げろ」と口にしますが、ぶっちゃけ溢れかえった「逃げろ」の一言より、逃げた後に選択肢を置いておいてやる、というのが一番効果的だったりするんで、元気になったらそのうちそういう社会を目指したアクションを起こしてみたいって考えてたりもします。)

 

僕もひどく自己嫌悪に陥ったりしました。それをなんとかしようと長い間悩みました。

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それでも逃げて。大変だけれど逃げてほしい。

「逃げて」

この言葉が常套句と化して、その言葉に重みがなくなっても、意味はあるし正しいと思う。

 

「逃げ」の姿勢から徐々に立ち向かっていけばいい

このご時世で、「逃げんじゃねえ、立ち向かえよ!」って言うアドバイスは完全タブーとして扱われるし、どう考えても逃げた方がいい、と言う結論にたどり着くのも事実。

 

だけれど、逃げる選択肢を選ぶと、先ほどの通りだんだんと葛藤することになってきます。

 

中途半端な肯定ならいらないと思う

「高校生 うつ」と検索すると、1位に知恵袋のページが載ってます。

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

(2012年のものです)

自殺願望を抱えることもある、という質問者に寄せられた回答がまあひどい。

「甘えじゃねーの」で片付けて、回答が放棄されてしまってます。

 

大学全入時代と言われる現在、1人で逃げる選択をするのはものすごく怖いですし、その決断をしただけであなたは偉い。

僕も親に「自分の都合のいいように考えやがって」なんて怒鳴られ続けましたが、それで病むことももうやめました。誰しも都合よく生きてたいですし、もしあなたが「自分はうつに甘えているかもしれない」と悩んでいるなら時間の無駄です。

(そう考える理由は後々…)

 

こうやって社会が中途半端に「逃げ」を肯定して、ある瞬間蹴落とされる構図は地獄です。(マジでこのページが「高校生 うつ」で1位をとってしまってるのが残念。ヒントを得ようとサイトをのぞいた人に悪影響だと思う。また違ったヒントは得られるかもしれないが

 

何も考えず、逃げてください。 

 

新型うつ病、なんて言うのもあるんだよ

ところが、21世紀になり新種のうつ病が登場しました。うつ病が遺伝子の突然変異のように姿を変え、新種のうつ病全盛の時代を迎えつつあり、後もさらなる急増が予測されています。今、都心の診療内科のクリニックでは、30~50%の人が新型うつ病、あるいはその疑いのある人といわれています。

 

 昔から見られる「うつ病(定型うつ病)」は几帳面、生真面目、責任感が強く仕事に熱心、秩序や規律正しさを重んじるなどの執着気質や、メランコリー親和型と呼ばれる性格の人たちが陥りやすいです。
好きなことをするときでも気分が落ち込み、意欲がわかないなどの抑うつ症状が早朝から午前中にかけて見られる傾向があります。

 

 これに対して、「非定型うつ病(新型うつ病)」は、自分の好きなことをしているときは、なんら問題はありませんが、嫌なことをしているときに抑うつ症状が激しく見られます。
見方を変えれば、自分の都合が悪いときなどに抑うつ症状が発生するので、「わがまま病」のように取り扱われることがあります。
突然に涙が溢れ出し、感情のコントロールができなくなり、周囲に助けを求めようとしますが、周囲の人たちは、本当の苦しみを理解できないために精神的苦悩は改善されるどころかますます悪化し、悪循環を招くことさえあります。

うつ病と新型うつ病の違い | うつ病・自律神経失調症の整体専門家集団「健療院グループ」

 

最近知ったんだけど、ここ最近で、新学期が始まる今日が一番きつく感じた僕は「自分ももしかしたらこっちじゃないか」なんて思いはじめてます。

 

「怠けてるだけ」「甘えでしょ」なんて言う周りの人間がいるならば、その人たちが最新の「心の病」を研究ないし現場で見ている人たちでしょうか?

そうでないなら(というか、そう行った方はそんなことを口にしない)、とりあえず苦しくても無視して、気のおけない友人にでも相談することから始めて見てください。(友人が思い浮かばなければ、僕でも結構です。いつでも相談乗りますよ。

 

まずは身近な人に相談。それからすぐに精神科へ行って入院するのを猛烈に推す

親としては、「ただ怠けているだけだった場合、病院に行ってしまえば勝手に病名がついて勝手に薬が処方されて…と奥深いところまで行ってしまうかもしれない」

と心配してしまうところでしょうが、とりあえず専門家に診てもらうのが吉だと考えてます。

 

現代の心の病は多様化していて、我々の知識だけではとても把握しきれません。

特に思春期のうつには、また専門の医師がいて、思春期の心身にあった薬の処方であったり、カウンセリングが施されます。

(現在僕は思春期外来、と言うところで診てもらっています)

 

精神科に通って見た僕の簡単な感想。(現在2箇所目)

 

・精神科、というと怖い人ばかりがいるのでは、という心配は裏切られ、待合室は静かで落ち着いた、アットホームな環境でした。
・僕のような若い人間から、80歳後半であろうおばあさんまでが、診察を受けていて、現代における「心の病」の多様化をつくづく感じさせられました。
・先生も本当にいい話し相手になってくれる。こちらが泣きながら相談しても落ち着いて話してくれました。

 

はじめは抵抗あるかもしれませんが、僕としては内科や眼科に行く感覚で全然平気だと思います。むしろそっちの方が殺風景で怖いくらい。

 

僕の後悔

早くに入院を決断しておけば。

僕はこう後悔しています。

 

僕の場合、朝起きれないのと、午前中から昼過ぎにかけての倦怠感が日常生活を不自由にしています。

入院すれば、毎朝の体調を専門医に相談して、「明日はこっちの薬にしてみようか」なんて柔軟に薬を変更できますし、強制はしないものの、ある程度生活プログラムが組まれていて、健全な生活リズムに戻すこともできます。

 

ポイントは、短期間でうつが直せる可能性が高いと言う点。僕の見学した施設では2、3週間の入院で回復を目指す、ということでした。

 

夏休みが差し掛かった頃、入院するか否かの決断を強いられた僕は、

 

  • 周りの子が自傷行為をしていたりと僕より症状が重く、逆にうつ気分になってしまうのではないか
  • 最後の夏休み、少しくらい友達といたい

と考え、入院をやめました。

 

夏休みは淡々と過ぎ、2、3週間に一回の通院の中で薬を何度か変更し、朝起きられないという症状は一向に治らないまま新学期を迎え、始業式である今日も学校に行けずじまいでした。

明日から学校が始まる、ということもあり、前日に両親に「明日からどうする」と詰め寄られ、「正直行きたくない」と寝室に行くと、リビングで泣く母親の声を聞きました。

 

1週間くらい前から、しばらく感じていなかったうつ気分が戻ってきて、この結末。最悪です。

 

入院しておけばよかった。今では出席日数の関係から、入院を決断するには「留年しなければ行けないけどいい?」という新たな悩みを抱えることになってしまうんです。

 

あなたには、あなたのお子さんには、早期入院をお勧めします。うつかどうか、こちらで判断できないのは当たり前。早いうちに心療内科へ行って、そこで「入院しますか?」と問われたら、「YES」の選択に重きをおいてください。

 

これは僕の失敗からのアドバイス。

 

それでも僕は大学に行くことにした

僕はというものの、大学に行くことにしました。 

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このエントリはかなり大切に書き上げたので、ぜひ読んでもらいたい。

 

「無意味な時間を一緒に過ごす仲間」に恵まれさえすれば、それだけで幸福なんじゃないか、と気付かされます。

 

僕はブログを通じて知り合って人々と直接会う経験を何度かして、

「ブログを通じてコミュニティが作れるし、それでいい」

と、大学に行く必要はやはりない、と慢心していました。

ただ、少しずつ「なんか違うなあ」と感じていたのも事実。

結局どれだけブログ界隈のコミュニティを広げても、一緒にヒッチハイクしている1人の友人の方が一緒にいて心地いいんです。かけがえないんです。

近くのショッピングセンターのフードコートで集まって駄弁っている、あの無駄な時間が大切なんです。

それから、ヒッチハイク中の大学生グループを見て、決めました。

大学に行きます。

気の置けない、大切な仲間が欲しい。無駄な時間を共に過ごせる仲間が。

名古屋から東京までヒッチハイク。青春の終焉と、その起こり。 - それでもつづく!

 

今は気分も体もビミョーなところだけど、勉強できそうな瞬間見つけて大学進学を目指した勉強することに決意しました。もともと国公立クラスにいたんですが、僕の目的上「国立にこだわる必要ないや」という考えに至り、好きな文章を書きながら、だんだんと勉強できるようになって行けばそれでいい、といった感じです。

(詳しくは記事を読んでもらえると嬉しいです)

 

だから君も、

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最初に話を戻します。

 

「逃げてる感覚が嫌になって、非難されて、うまくいってないと感じても、最終的には君にとって一番いいと思える結論が出るさ」

 

僕はこう思ってます。

 

僕の場合、考えて鬱になって、それでも悩みに悩んで、それからぼーっとして出した結論が「一周回って、考えないのもいいんじゃねーの」というところに行き着きました。

 

僕が長い時間かけて悩んだことは無駄だったとは思いませんが、あなたは答えを半分知ってます。

 

悩む必要はない。色々怖くなることだらけだけど、自分にとって一番いい結論が出せるその瞬間を待とう。

 

はじめに逃げる決断をしたなら、立ち向かえるその時が来るまでとことん逃げよう。

僕が言えることはこれくらいです。

 

辛い時はいつでも相談してください。同じ問題を抱えたもの同士、仲良くやりましょ。