それでもつづく!

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映画「亜人」のあらすじ・ネタバレ感想|圧巻のど迫力アクションでした

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どうも、けいいちです!

 

公開初日に、映画「亜人」を観てきました。

率直な感想としては、「すごいかっこよかった!」

僕は原作を読んでいるので、原作との違いを交えつつ、早速感想を書いていきます。

 

映画「亜人」は人気コミック「亜人」が実写化された注目の映画

 

映画「亜人」のあらすじ 

2017年の東京。研修医の永井圭(佐藤健)はトラックと衝突し死亡するが、その直後、肉体が回復し生還。不死身の新人類“亜人”であることが発覚する。圭は追われる身となり、亜人研究施設に監禁されるが、“帽子”と呼ばれる亜人のテロリスト・佐藤に助けられる。しかし、佐藤は国家転覆計画に加担しない圭を敵視。圭は佐藤の暴走を止めるために立ち上がる。

 解説・あらすじ - 亜人 - 作品 - Yahoo!映画

 

亜人の「命を繰り返す」と言った設定を活かしたアクション演出、それと同時に全く先が読めない頭脳戦、これらがマッチして新感覚のバトルアクション映画となっていました。怒涛の109分でした。

 

映画「亜人の」主要キャスト

佐藤健(主人公、永井圭役)

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亜人 : フォトギャラリー 画像(3) - 映画.com

 

ある日交通事故に巻き込まれ、亜人であることが発覚し、政府に追われる身となってしまった永井圭を演じるのは佐藤健。

 

「るろうに剣心」シリーズで、あれだけのアクションをこなしてきただけあって、今回の映画「亜人」でも、ものすごい迫力のアクションが何度もありました。

 

綾野剛(佐藤)

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一人で数十人のSATを壊滅させるほどの抜群の戦闘力を誇る佐藤を演じるのは、綾野剛。

映画では、原作同様「クレイジーなキャラ」として扱われていました。

 

 

幽霊(原作ではIBM、cv宮野真守)

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亜人 : フォトギャラリー 画像(18) - 映画.com

 

亜人の能力の一つに、「自身の分身を生み出せること」があります。これは、自分で操ることができ、戦いを有利に進めるために使います。

原作では「IBM」という名称で、徐々に謎が解明されていく不気味な生き物として扱われていますが、映画ではIBMという呼び名は一切出てこず「黒い幽霊」と、呼ばれていました。

 

そしてこの幽霊の声を吹き込むのは人気声優の宮野真守。亜人のアニメを見ている方はわかりますが、アニメ版「亜人」で主人公の永井圭の声を担当していますね。

 

戸崎優(玉山鉄二)

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「亜人を研究すると同時に、保護する」という名目で、亜人を施設に監禁し、非人道的な実験を行う組織、亜人管理委員会のトップ戸崎を演じるのは玉山鉄二。

 

フリスクを好むのは原作同様ですね。

 

その他のキャスト

その他、佐藤のすぐ側で人間と戦う亜人「田中功次」を演じるのは城田優、ハッキングを得意とし佐藤をサポートする亜人「奥山真澄」は千葉雄大、佐藤らと戦う戸崎の部下である「下村泉」は川栄李奈が演じました。

 

そして、面白いのはトップユーチューバー「HIKAKIN」氏が映画出演していたことです。HIKAKIN氏の「亜人が暴動を起こしてる。みんなやばいよ!」と言ったような動画風の映像が映画中に使用されていました。

 

映画「亜人」の感想

ここからは少々のネタバレを交えつつ、映画の亜人を書いていきます。

アクションがど迫力

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亜人 : フォトギャラリー 画像(2) - 映画.com

 

アクション中の動き・音、演出の全てがど迫力でした。

アクション映画としては、本当に完成しています。

 

まずは役者の動き。佐藤健は、るろ剣シリーズでものすごいアクションシーンがあったので期待していましたが、期待を裏切らない戦闘アクションを見せてもらいました。

綾野剛の肉体美もものすごく、キャストそれぞれが本気で挑んでいる様が伝わってきました。

 

そして、戦闘シーン中のBGM。EDM調のBGMだったのですが、「どくどく」と心臓が鼓動するのがわかるほどボルテージを高まらせました。戦闘シーンのたびに使われるのですが、これがすごくいい。

「3.2.1」の合図で戦闘シーンが始まるので緊張感が一気に増し、戦闘シーンが一層盛り上がっていました。

 

展開が早く観客を飽きさせない

とにかくテンポよくストーリーが進みます。戦闘シーンも多いせいか、あっという間に終わってしまいました。

 

佐藤の行動が奇抜すぎるので、

「え、マジで?!」

と言ったように、全く飽きませんでした。

 

展開をだいたい分かっていても、実写化された迫力はものすごかったです。

 

ただ、ラスト10秒の演出がさすがにひどかった

ラスト10秒、永井圭が復活し、ビルのガラス窓を突き破って飛び降りるシーンがひどすぎました。黒い幽霊「IBM」は、CGに一切の安っぽさが感じされず感心したんですが、ラスト10秒のCGは残念でした。

 

いい感じで締めたなあ!と思った矢先のシーンだったので、惜しかったです。

 

登場人物が戦う理由がいまいち伝わってこなかったのが残念

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亜人 : フォトギャラリー 画像(13) - 映画.com

 

10冊以上あるコミックスシリーズを、2時間ちょっとの映像にしたのですから仕方がないことですが、登場人物が戦っている理由が伝わってきません。

 

原作では、亜人側も人間側も、色々な背景があって戦う選択をしていることが伝わってきて、戦闘シーンもそうですし、言動に重みが増すのですが、やはり映画は難しかったです。

 

佐藤のクレイジーさがもっとあっても良かった

クレイジー感がもっとあっても良かったと思います。

映画では始め、永井圭が施設で非人道的な実験対象にされている場面から始まり、佐藤が助けに来るシーンがありますが、実は原作(1巻)では

「佐藤が、永井圭の人間への恨みを増大させるために彼を罠にはめ意図的に施設に送り込み、佐藤が助けるという演出をした」

というように描かれているのです。

 

そういう、佐藤の「何かを成し遂げるために手段を選ばない」と言った性格をもっと出して欲しかったです。

ただし最低限、「佐藤は、死人がゴロゴロ現れる戦闘を愉快に感じている」というのは伝わってきました。

 

また、原作の永井圭は

「普段は冷静で他人に無頓着、自分第一だが、ふとした瞬間に情の厚さを見せる」

という興味深いキャラなので、そういう面を押し出して欲しかったなと思います。

 

何はともあれ実写化としては成功したと思う

原作を読んでいる身からすると、「あのキャラ出てこないの!?」「あのシーンなしでそこまで進んじゃう!?」みたいなツッコミはありましたが、うまい具合に起承転結が見られたと思います。

 

始まりの数十分で作品背景の大まかな部分を"わからせる"脚本には、感動しました。

(永井圭がサイコパス気質があることが描かれなかったので、助けに来た佐藤にいきなり真顔で発砲したのには納得いきませんが)

 

ラストに関しては、原作からは考えもつかなかった新展開のエンディングを見せてもらい、満足しています。

 

まとめ:映画は最高でした、が、原作の方が物語を楽しめるのは確か

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亜人 : フォトギャラリー 画像(18) - 映画.com

 

「映画『亜人』最高だった!」

という方には、ぜひ原作コミックスをオススメしたいです。

 

映画には足りなかった原作の最もいいところは、「登場人物の性格がはっきりしていて、戦う理由・覚悟がわかること」です。

 

主要な登場人物一人一人の過去が丁寧に描かれ、

「佐藤がなぜあれだけの戦闘力を持ち、虐殺を愉快に感じるのか」
「永井圭が佐藤側の亜人と対立する立場をとるのか」
「戸崎が有限の命を危険に晒してまで、亜人に立ち向かうのはなぜか

 

また、映画中でも佐藤は信じられない戦略で永井側を窮地に追いやりましたが、原作でもたくさんの想像もつかない戦略が登場します。

 

その他、黒い幽霊(IBM)には弱点があったり、実は「亜人」にも「死」が存在していたりするのです。

 

コミックスは現在11巻まで販売されていますが、戦いは完結しておりません。これから読み始めても全く遅くはないと思います。

漫画を読んで、亜人の予測がつかない戦闘のスリルを味わいたい方は、ぜひ漫画を購入して、亜人の世界にハマってください!