それでもつづく!

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“それでもつづく!”

芦田愛菜ちゃんはメディアによってダメになるかもしれない

どうもこんにちは、けいいちです。

 

最近、人気子役の芦田愛菜ちゃんが、都内にある名門私立中学に合格したっていうニュースが注目されています。

 

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「芦田愛菜」の今とこれまで

今回のニュースについて世間の反応

Twitterの反応を見てみると、こんなものがありました。

 

 

 

 

いやぁ、尊敬に値しますわやっぱり。。人気子役でありながら偏差値70を超えるタレントがこれまでにいたでしょうか。

 

つい最近までランドセルを背負ったCMに出演していたイメージがあるので、頭が混乱しています。

 

天才子役だ!みたいな称賛とか、小学校も行ってないくそガキが!みたいな罵倒とか浴びながら(流石にエゴさかけてる年齢じゃないか)芸能界で仕事を重ねてきて、女優業かまけることなく勉強した結果がコレ。感動。

 

とにかくアンチが多かった芦田愛菜ちゃん

news.livedoor.com

 

5年前ほどの記事。

 

子供が大人びた言動をしているからテレビから消えて欲しいって。子供が芝居を生業にして荒稼ぎしているから叩く?意味わかんねぇ…。

 

人の目に触れる機会が多くなれば、必ず批判される回数は増えるのは分かる。
ただ、本気でやっていることに対して、批判を入れる人は、本当に残念だなって僕は思います。きっとそんな人は何かに本気になった経験がないんだろうなって。だったらアンチ活動している間に楽しそうなゲーム買ったり面白そうな漫画を読んでいた方がよっぽどいいんじゃないかなぁって僕は思うんですけどね。。

 

いや〜でも今回の有無を言わさない完璧な立ち回り、尊敬の意しかないですわ。単純に努力家なのかな…。

 

因みに、ニュースを知ったアンチの方々の10割が泡を吹いて倒れたそうです。(僕調べ)

 

本題に入ろう

 

本題に入ります。今回書きたかったのは、この件について。

読書家の芦田愛菜 小学校低学年で年300冊読んでいた│NEWSポストセブン

 

記事には、彼女の両親が最も力を注いだ教育方法が「読書」であると紹介されています。

 

「父親が読書家で、幼い頃から愛菜ちゃんに本を与えていました。彼女が何かに興味を持ったら、答えやヒントになるような本を選んで、“この本を読んでごらん”と手渡したそうです。たとえば、彼女は幼い頃から“細胞が気になる”と言っていたので、図鑑NEO『人間』が彼女の大のお気に入りだそうです。

 好奇心旺盛な愛菜ちゃんは、すぐに本の虫になりました。伝記、図鑑、ファンタジーと読む本のジャンルも幅広く、小学校低学年で年間300冊、多いときで月50冊も読んでいたんです。クイズやパズルを楽しそうに解いていたところも見たことがあります」(事情を知る関係者)

(上記記事より引用)

 

本屋で買っていた『また、同じ夢を見ていた』(住野よる)、『浜村渚の計算ノート 1さつめ』(青柳碧人)、『世界地図の下書き』(朝井リョウ)、『夢幻花』(東野圭吾)というラインナップも注目を受けた。

芦田愛菜、名門中学合格で『山田孝之のカンヌ映画祭』様子に「ガチ?」注目 | マイナビニュース

 

一体、僕の「細胞が気になり始める時期」はいつ来るんだろう。なんて思っちゃいました。

 

後者の記事で紹介されている、芦田愛菜ちゃんが購入した本のタイトルも面白いですね。夢幻花とか東野圭吾の作品の中でも割と硬派だった覚えがあるし。他は読んでないから知りません。

 

このニュースを一通り見て僕が感じたことは、

「あ、この流れはあんまり好ましくないな」

っていうこと。 

 

僕は読書が大好き

僕の趣味は読書です。なんていうとありきたりかもしれませんが、読書、大好きです。週に2冊読むペースなのでそこまで多くはないですが、自分的にはこのペースくらいが気に入っています。

 

さて、僕が読書にハマりだしたのは、小学校低学年の頃。この頃僕は「青空文庫」みたいなところから出版されている児童書が大好きでした。特にミステリー要素があるものが気に入っていたので、古本屋で毎週のように両親や祖父母に買ってもらっていました。

 

高学年の頃にもなれば、どんな本にも興味を示すようになりました。書店の店頭に置いてあるような単行本も読みましたし、専門書も好んで読みました。

kmartinis.hatenablog.com

 

それから段々と積ん読が増えていった

 タイトル通りです。あれだけ本が好きで読み漁っていた自分が、どうして本を読むことを避けるようになったのか。いちばんの原因は、褒められたことにあると自覚しています。

 

というのも、祖父が親戚の人や自分の営業相手に得意げに「孫がすごいんだよ!」なんて話すものですから、一時期得意げになったのを覚えています。

 

ただね、最初は好きで選んでいた本でしたが、だんだんと「タイトルが難しそうな」本を読むようになっていきました。先ほどリンクを貼った刑法各論なんかは自分の興味に従って選んだものの、それから買ってもらった本は「読みたくもないけれどどこか褒められそうな難解さを含んでいるであろう」本。

 

当時、「難しい本を読む→褒められる」みたいな単純かつくだらない思考を持っていた僕は、読まないけれど高い本をたくさん買ってもらいました。次第に罪悪感が生まれてきます。

 

「あれ、僕って本当に本が好きなのかな?」

 

っていう自己嫌悪なんかにも陥りました。

 

その後、自分の好きな本を読めるようになりましたし、やはり読書が大好きです。自分はこの状態までもってこられてよかったなと思います。年齢を重ねれば、次第にこうなるんでしょうが。

 

褒めてもらえるのはいいんだけど…

幼少期に与えられた「外的なやる気」は、「内的なやる気」を抑制してしまうってどこかのテレビでやっていたように、褒め言葉は自発的な感情を抑え込みます。

その番組で紹介されていた、「子供の頃自発的なやる気を育てておくと、大人になった時に報酬を求めず動けるようになる」みたいな事実も同じです。

 

また、ある本を読んだ際にも「子供のもとの能力を褒めると子供は意欲を失い、成績が低下する」というデータが挙げられていました。「能力を褒めることは、子供のやる気を蝕む」とも書かれていました。(参考及び引用 中室牧子/「『学力』の経済学/ディスカヴァー・トゥエンティワン/2015)

 

これらのことから言いたいこと

子供が好きでやっていることに対して、

 

「すごい!」だとか「偉い!」

 

みたいな褒め言葉は、本人をダメにしてしまうかもしれない、ということ。

 

小さいことから様々なことに興味を持ち、「知りたい!」と思って本を読み漁ることって一種の能力だと思うんです。

その能力について与えた褒め言葉の影響はマイナス要素が強いかもしれない。

 

だから、「芦田愛菜ちゃんすごい!」みたいな言葉は、メディアでも強調しないでほしいし、仕事の現場でかけないでほしいなって感じました。

 

決して、彼女がダメになるぞ!と断言したいわけではありません。受験の結果からも伺えるように彼女には相当太い軸があると思いますし、周りに流されない強さを持っているでしょう。しかし、自発的なやる気が削られ、僕のように自己嫌悪に陥ってしまう可能性だって0ではありません。というかどこかでこの感情は生まれるんじゃないかなぁ、、って思います。

 

ですから、「子役の活動もお受験もよく頑張ったね!」っていうのがちょうどいいんじゃないでしょうか。さらに頑張ろうとする意欲も芽生えることでしょう。

 

最後に

彼女の夢

彼女の10歳の頃の夢に

 

「科学者になって新薬を開発しながら女優業もこなしたい」

 

というものがありました。

 

現在の夢がどうなっているかは確認していませんが、夢に向かって本気で進んでいってほしいと思います。

 

そのためにも、周りからの賞賛は聞き流せるくらいがいいのかもしれません。

褒められ続けるあまり、報酬がないと動けないようになり

 

「こんな安いギャラの仕事もってこないで」

 

みたいな女優さんになったらそれこそ非難されますからね。。

 

今回の受験の成功から自尊心を高め、将来設計を彼女のペースでしていってほしいと思います。

 

おまけ 

やしろ優さん見てる〜???「芦田愛菜だよ〜」も飽きられたことですし、必死に勉強をして同様に偏差値70を超えるっていう新手のモノマネをしてみてはいかがでしょうか。多分しばらくの間はあらゆるメディアで引っ張りだこでしょうし、勉強法みたいな本を書けるかもしれません。

僕だったら99%途中でやる気を失うと思いますが(そもそも勉強はハマるときはハマるけど、しないときは1分もしないから可能性として終わってる)、芸能界で活躍される方の努力の才能はスゴイと聞いたので、ぜひ実践してみてください。

 

それでは。