Entrance Part2

だらだらダイアリー。心を解き放て

ある夜のランニング

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今日も今日とて走ったわけだが、いつもと違う点が1点だけある。ツイッターをフォローしてくれている方々ならわかるでしょうが、AirPodsを買ったのだ。そしてAirPodsを装着して走った。

初めは「走る時の軽い衝撃でだんだん耳から落ちてきたりする」みたいなレビューを見つけて少しギクッとしたけれど、実際に装着して走ってみたらなんてことはなかった。百聞は一見に如かず。間違いなく、今後走りに行く際には必ず耳にはめることになるだろう。

 

家の前の道路は真っ暗だけれど、一本通りに出ればあかりがちらほら目立ってくる。その中でも派手な主張をしてくるのが行きつけのローソン、ぼんやりと闇を照らすのがオシャンティーな喫茶店だ。

時間的に車通りがかなり少なかったから、交差点をいつもより少しだけゆっくり渡って見せた。僕がこれまで言ってきたようにam4:00やpm11:00の魅力は、こう言ったところにある。少しだけ、ちょっぴり、心に“スキマ”が生まれるのだ。

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そういう時間を走った。AirPodsをつけて。これは想像以上に快適で、ニヤニヤしてしまった。これまで勢いよく歩を進めるたびに僕の胸をトントンと叩いてきた、あのコードが綺麗さっぱりなくなって、イヤホンの中の音楽と、アスファルトに着地する音、あとは少しの環境音、それだけになった。実に幸せである。

なんてことを考えながら走っていたら、カフェテラス付きの喫茶だかレストランだかが横目に見えた。僕は一度だけここでコーヒーをいただいたことがあるが、お客さんはどうやら皆食事をしているみたいだ。ガーリックのいい匂いが漂ってきて、中で食べられている料理を推測したりしていた。

すると視界斜め前、駐車場に歩きよるカップルを発見した。車に着くや否や、静止。男性の方が背が高くって女性の方が背が低くって、それから数秒見つめあって女性の頰に手のひらが乗っかって、その距離がすっと近くなって、それから、、、ああああああああああっぶねえええええええええええええええ

一瞬で視界を別方向にぶん投げた。危ない。こういうのは見せられたことがないんだ。もう「これで何キロになったかな?」だとか「腹部が痛むなぁ」だとかそういったことが全部空っぽになって、もう20km30kmは走りましたよね?と言った具合に心臓はバクバクしてドッと疲れが舞い降りてきた。

 

帰ろう、家に。イヤホンからはprinceが流れてる。AirPods初体験にして、別の初体験をしてしまった。おそるべし、AirPods。