それでもつづく!

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“それでもつづく!”

【ネタバレ】アニメ映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』の感想・考察。美しい青春を観た。

8月23日:情報更新

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どうもこんにちは、けいいちです。

映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』を見てきました。

 

公開初日!見たい!

と思って、前日に友人に予約を取ってもらって見に行ったんだけど、

 

思いの外席が空いてる!!!!!当日チケット取れたやん!!!!

 

ってわけで、感想行きます。

(酷評が目立つみたいなんで、その理由も考えて見ました)

 

 

映画の情報

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?

監督:新房 昭之

脚本:大根 仁

原作:岩井 俊二

制作:シャフト

配給:東宝

 

原作は『Love Letter』『リップヴァンウィンクルの花嫁』岩井俊二。脚本は『モテキ』『バクマン。』大根仁刺激的な作品の数々で観客を魅了し続ける二人が綴るのは、“繰り返される夏の一日”を描くラブストーリー。総監督を務めるのは社会現象化した『化物語』『魔法少女まどか☆マギカ』新房昭之。独創性溢れる演出と映像表現でアニメ界に多大な影響を与える奇才が、アニメーションスタジオ「シャフト」と最強タッグを組み、イマジネーション豊かな世界を紡ぎ出す。
声の出演は、話題作への出演が相次ぐ広瀬すず。声優初挑戦となる菅田将暉。同世代のなかでも圧倒的な人気・実力を誇る二人のほか、声優界のトップランナー・宮野真守、国民的女優のひとり、松たか子と、ジャンルの垣根を越えた豪華キャストが集結。
そして切なくも美しいメロディでラストを飾るのは、本作のためのコラボレーション、“DAOKO×米津玄師”による主題歌「打上花火」
「もしも、あのとき…」「もう一度、時間を戻せたら…」
2017年夏、最高峰のスタッフ・キャストが、未体験の恋の奇跡を打ち上げる。

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? - 映画・映像|東宝WEB SITE

 

元々は、1991年にフジテレビの「if もしも」というテレビ企画で制作されたドラマでした。(世にも奇妙な物語の姉妹番組)番組は、AとB、どちらの選択肢を選ぶか?というような形の進行で、中でも「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」は人気を博しました。それが1995年に短編映画化。そして、2017年、「初のドラマ原作作品のアニメ化」として、アニメ映画が公開されました。

 

主な登場人物

島田 典道(CV:菅田将暉)

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引用:「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」予告3 - YouTube

 

なずなに密かに想いを寄せる男の子。

声は人気若手俳優の菅田将暉。ここがまあ作品のネックになってたりもするんですが、本作が声優初挑戦ということで、そんな責める気にもなれないです。

中一男子の初々しさは感じられたので、普通に満足っちゃ満足。

 

及川 なずな(CV:広瀬すず)

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引用:「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」予告3 - YouTube

 

典道に、密かに想いを寄せる女の子。

母親の男癖の悪さに振り回され、夏休み明けには転校することに。

声は広瀬すず。めちゃくちゃ色っぽいです、中一なんだけど。

そういうあざとさが、見事に表現できていたかと!

 

安曇 祐介(CV:宮野真守)

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引用:「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」予告3 - YouTube

 

典道の幼馴染であり、親友的存在。

典道と同じく、なずなに想いを寄せる。つまり恋のライバル。

声は宮野真守。大好きです。余談だけど、以前星野源のANNに出演された際は神回だった。

 

その他の登場人物

なずなの母親役に松たか子、典道達のクラスの先生役に花澤香菜、典道の友人である純一役に浅沼晋太郎、和弘を豊永利行、稔を梶裕貴、とかなり豪華。

 

「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」あらすじ

 

(「打上花火」聴きながら読もう! )

とりあえずあらすじ!

もしも、あのとき…

夏休み、とある海辺の町。花火大会をまえに、「打ち上げ花火は横から見たら丸いのか?平べったいのか?」で盛り上がるクラスメイト。そんななか、

典道が想いを寄せるなずなは母親の再婚が決まり転校することになった。

 

「かけおち、しよ」

 

なずなは典道を誘い、町から逃げ出そうとするのだが、母親に連れ戻されてしまう。

それを見ているだけで、助けられなかった典道。

 

「もしも、あのとき俺が…」

 

なずなを救えなかった典道は、もどかしさからなずなが海で拾った不思議な球を投げつける。

すると、いつのまにか、連れ戻される前まで時間が巻き戻されていた…。

 

何度も繰り返される一日の果てに、なずなと典道がたどり着く運命は?

繰り返す、夏のある一日。

花火が上がる時、恋の奇跡が起きるー

 

映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』

 

 

 

あらすじをさらに簡潔にすると、

夏休みの登校日に、クラスメイトが「打ち上げ花火って、丸いの?平らなんじゃね?」って話題で持ちきりになってる中、主人公の典道となずながかけおちするために登校日を何度もやり直す!!!!

 

っていう話なんだけど、、、

出ました!!!タイムリープ!!! 

 

実際映画館で、「またか〜!!!!!」って思ったよ。思った。

最近アニメ業界タイムリープゴリ押しだなぁ!!!って思った。

 

でもね、物語の肝はそこにない気がした。

それは後々書いていくとして、もう少し内容に踏み込んだあらすじが読みたい人はこっち。 

夏休みの登校日。中学生の典道と祐介は、なずなの前で競泳対決をすることに。典道は、競争のさなかに水中で不思議な玉を見つける。一方祐介は競争に勝ち、なずなに花火大会に誘われる。放課後、皆が打ち上げ花火のことで盛り上がっている中、なずなが母の再婚に悩んでいることを知る典道。どうすることもできない自分に典道はもどかしさを感じ、ふいに玉を投げると、なぜか競泳対決の最中に戻っていた。 

映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』 - シネマトゥデイ

 

映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』の感想!

ってわけで感想行きます。

こっから少しずつ、ネタバレ入ると思うので注意!

 

どこが魅力的か、逆にどこがビミョーだったか、

小さな子供が見ても平気かどうか、みたいなこと書いていきます。

 

作画がいい。最高。

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これはね、もう最高。

最近のアニメ映画は本当にすごい。

 

景色の描写は圧巻の美しさ。

青空だとか、海、他にも木々が茂っていたり、

そういう「夏の美しい部分」が凝縮されていて、文字通り息を飲みます。まじ。

 

何よりも花火が美しかった。水だとか、ガラスも透き通ってた。

 

ガソリンスタンドに立っているような、旗あるでしょ?広告の。

そういったところまで忠実に描かれていて感心しました。

 

気になった部分としては、学校に向かう主人公含めた仲間たちが、

自転車やスケボー、キックボード(?)で移動しているシーンがあったんだけど、

そういったスッと動くシーンにところどころ3DCGが使われてたこと。

 

世の中には、3DCGを使ったアニメ作品がたくさんあるんだけど、

毎度いちゃもんをつける人がいて、

「ラブライブ!のライブシーンが無理!」だとか「亜人の作画いや!」だとか。

 

そういう人は気になるかも。

 

ストーリー(結末までのネタバレ)+感想

がっつりネタバレしてるのはここだけなので、

これから見たいって人は、ブンッ!ってスクロールしてくださいっ

典道:菅田将暉

なずなが好き。

なずな:広瀬すず

かわいい。そしてかわいい。

祐介:宮野真守(ふぅ!!)

典道の親友。典道に、「今度なずなに告白する!」と宣言。ライバル的存在。

なずなママ:松たか子

3度目の結婚を理由に、嫌がるなずなを転校させようとする。

 

主要なのはこの辺り。

主人公たちは中学1年。あどけない!!

 

夏休みの登校日。

母の再婚のため、夏休み明けには引越しすることになってしまうなずなが、

登校中に不思議な色をした玉を見つけます。

 

クラス(というか典道を含む男友達)の話題が「花火は横から見たらどうなのか」

で持ちきりの中、プールの掃除当番である典道と祐介は、プールサイドにいるなずなを見つける。2人とも想いを寄せているので、なんとも言えない状況に。

 

典道と祐介がクロール競争をしようとしているところになずなも参戦。

「勝ったらなんでも私のいうこと聞いて。」

 

勝ったのは祐介。主人公の典道は、水中のなずなに見とれて、ターンの際に足を飛び込み台にぶつけてしまう。

勝った祐介になずなは「今日の花火大会、一緒に行こう。家まで行くから待ってて」

って言う。

 

ドキドキする祐介なんだけど、友人の間では「花火を横から見るために灯台まで行こう」って言う予定があるので、なずなの約束をすっぽかして家を出てしまう。

 

祐介の家は医者。祐介の紹介をもらって、足の怪我を治しに来た典道は、ベンチで待つ浴衣を着たなずなを見つける。

「祐介は来ないよ。」

 

なずなと祐介は外に出て歩く。

なずなはどうやら家出をする予定らしい。そんな話をしていたら、なずなの母登場。

「なずな!戻ってきなさい!!!」

嫌がるなずなを引っ張って連れ戻しに着た母親。

 

典道は突っ立っていることしかできなかった。ここで祐介がした過ちに怒りを抱く。

偶然通りかかった祐介はじめとする友人の集団に遭遇、祐介に殴りかかる。

 取り残されたなずなの荷物から転がってきた、あの不思議な玉をぶん投げる祐介。

「もしもあの時クロールで勝っていたら…!!!!!」

ここでタイムリープ。プールの瞬間に戻る。

 

次の世界では典道がクロールで勝ち、なずなと一緒になる。

祐介をはじめとする友人に言い出せなかった典道に、苛立ちを覚える祐介。

「俺だって好きなのに」

 

母親から逃げたいなずなは、典道に「かけおち」を提案。

なずなと駅まで移動するも、電車に乗り込む前に

追いかけてきたなずなの母と再婚相手に見つかってしまう。

嫌がるなずなを連れて帰ろうとする二人。

阻止しようとした典道は、新たななずなの父にぶん殴られる。

 

連れて行かれたなずな。失敗。

その後祐介達と合流。灯台へと急ぐ。

ここで祐介に「夏休み明けに、なずなに告白するから」と打ち明けられる。

そして、灯台から見えた花火は、平らだった。

 

「こんなはずじゃない」典道は気づく。

「こんな世界、おかしい!!!」と、玉を投げてタイムリープ。

「もしもあのとき、電車に乗れていたら…!」

電車を乗る前に戻る。

 

次の世界では、パンチをかわし、電車に乗り込むことに成功。

電車の中は、二人の世界だった。

しばらくして、電車が踏切に差し掛かった際、踏切待ちの祐介達と目があってしまう。

「あいつら、何やってんだ?付き合ってるの?」

 

そして、祐介達は線路を走り、追いかけてきた。

同時に、なずなの両親も、自動車で追いかけてきた。(線路と並行した道路)

「次に停車した駅で捕まっちゃうかも…」 

 

そうはさせない!と典道は決意。停車駅で線路を超え、坂を下り灯台を目指す。

 

てっぺんまで駆け上がるなずなと典道。

二人は一番上まで登ることができた。話し合う二人。

そこに、てっぺんまでたどり着いた祐介が二人を突き落とす。

 

海まで真っ逆さまのなずなと典道。

電車で、祐介らにバレなければ…!と、典道は海に向かって玉を投げる。

タイムリープ。電車の中に戻る。

 

ここから、幻想的な世界に突入。

海の上を走る電車。停車したのち、海へと向かう二人。

世界は、あべこべだった。おかしいことに、二人は気づく。

 

「もう一度やり直したら、どうなるんだろう。また二人でいられるのかな」

典道は再度タイムリープを試みるも、なずなが止める。

「これでいいの」

なずなは海へ飛び込んだ。

 

海辺に転がっていた、なずなの玉を、偶然通りかかったベロンベロンの花火師が発見。

持っていた円筒の発射するものに、不思議な玉を入れ込み、打ち上げた。

玉は花火のように割れ、そこら中に散った。

キラキラしたものが、典道達に降り注いだ。

 

最終的に打ち上がった花火は、おかしな形だった。

丸でも平らでもなく、美しいけれど、現実的でない。

 

降ってくるキラキラを掴むと、キスする二人がそこに描かれていた。

飛び込む典道。 

なずなと典道が、水中でハグ、キスをする。

 

そんな一夏の思い出を胸に残した典道たちに、新学期がやってくる。

なずなはいない。

点呼をする担任の先生が、典道の名を呼ぶも、教室に典道の姿はなかった。

 

みたいな、切なくも美しいストーリー。

 

間違ってたら、ごめんなさい…

ここからちょっとした感想

前提として、原作見てない読んでない!ってことを書いときます。そのうち読む。

 

すごーい「ひねり」みたいなのはないです。

君の名は。的な衝撃は期待しないほうがいいと思います。

 

全体的に、単調な感じで「起伏がない!」っていうのはわかる。

タイムリープの玉も、「ニワトリが先か卵か先か」論に行きつくようで、まあ微妙。

 

でもさ、原作の方で作者がこのノベライズは映像ありきの作品である 、って述べているみたいで、だったら逆もしかりじゃん?って思った。

 

原作読まないとわからないところがあるはず!きっと。

 

もしも玉についての考察

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引用:「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」予告3 - YouTube

 

おまけ程度に。

 

なずなが拾って、典道の手に渡った「タイムリープをする力のある玉」。

これはなんなのか?を考えてみます。

 

 

夏休みの登校日。なずなは、父親が入水自殺した海岸に立ってました。

この町を離れることになって、いろんな思いを馳せていたのだと思います。

 

そんなとき、なずなは不思議に輝く玉を見つけました。

父からの贈り物、と考えるのが妥当なのかなぁ。

 

声の演技について

ツイッターで感想を見てみると、ここがまあ批判されてたりする。

 

確かに菅田将暉サンの棒読み〜な演技は

最初、「…。」ってなった。

(以下、菅田将暉と書かせてもらいます)

 

だけど、途中から自分は慣れてきました。

最後まで、「菅田将暉が喋ってんね!」っていう感覚は拭えなかったけれど…

熱意がこもった演技なので、嫌いじゃない!

 

つづいて広瀬すずサン。(以下、広瀬すずと書かせてもらいます)

問題はこっちよ。

 

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引用:「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」予告3 - YouTube

 

すごい、エロい…!!!!

 

めちゃくちゃ色っぽい!本当に!

こっちに関しても、「なんで広瀬すずなの?」って声が目立つけど、

 

んなことどうでもいいよ!!

 

とりあえず観よう!そして聞こう!!聴こう!!

いい感じに大人っぽくて、同時に若い。

 

あれだけ色っぽくて、あどけなさを感じさせられるのは、すごいなぁと思いました。

 

2人とも、声優ではないし、菅田将暉は初めてとのこと。

CMで誰の声かは知っていたし、もともと声に期待していたわけではないからかもしれませんが、

個人的には、この配役に文句はないです。

 

それと、一番よかったのは担任の先生。ざーさん(花澤香菜)すごい!!!

宮野真守さんが典道の親友、祐介役、なずなのお母さんも、松たか子さんが演じるなど、豪華です。

 

小さい子供に見せられるか?

ここはね、ビミョーなライン。

 

ここで?っていう下ネタがいくつかあって、目立ちました。

 

映画が始まってすぐに、友人同士で

「先生にセクハラする??」だとか、広瀬すず演じるなずなが、「ビッチ」だとか「水商売」を匂わせる発言をしてました。(単語はまんま言ってる)

 

非常にエロい!

から、一応注意が必要かもしれません。

 

制作はシャフトなんだぜ

まあこれはすぐわかった。

物語シリーズは好きで見ていたので、なずながガハラさんにかぶる点が多々あり。

(わかんない人は飛ばそう!というか化物語見よう!)

新房監督・キャラデザが渡辺明夫ってことはまあこうなる。いい!

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シャフ度かな…?

(シャフ度とは:シャフト制作のアニメで多く見られる演出。顔の角度がリアルなの)

って思う瞬間もいくつかありました。笑う。

 

なぜ「打ち上げ花火〜」は酷評が目立つのか

Twitterだとか、レビューサイトを除くと、

「つまらない」「寝てたほうがマシ」

みたいな意見が目立ちます。っていうかそればっかが拡散されて、よくない状況になってる。

 

この理由は、最近のアニメ映画の流れと、この作品のギャップにあると思ってます。

 

君の名は。じゃないんだぜ

最近やたらとアニメ映画のブームがありますが、まず言わせてください。

君の名は。ではないです!サマーウォーズでもない!

 

「君の名は。の方が全然面白い」って意見もあったんだけど、比べるのはナンセンスすぎるよ!

 

アニメ映画、というと、もともと「オタクが見るもの」みたいな流れがありました。

(劇場版けいおん!とかめちゃくちゃ泣いた)

 

なんだけど、最近細田守監督だとか、新海誠監督による、ライトな層を取り込む素晴らしい映画によって、アニメ映画を見る層がウンと広がった気がします。

 

この最近の流れで、アニメ映画のイメージがグッと固定されてしまってる。

「作画がすごい!」「泣ける!感動!」「展開がすごい!」

 

これらの期待を抱いた人たちは、まず間違いなく「打ち上げ花火」は微妙に感じたと思います。

なぜなら、「打ち上げ花火」には、感動的な要素を詰め込んだものでなければ、展開に力を入れた作品ではないから。

 

映像作品のようで、文学的なシーンを詰め込んだ、そんな作品だと思ってます。

 

「タイムリープ」の演出で、「いつものやつだ」と錯覚してしまった

先ほど書いたように、「打ち上げ花火」は、ここ最近のアニメ映画の流れとは少し違った作品になっています。

 

しかしながら、広瀬すずや菅田将暉を起用したり、CMの演出が広い層にウケるよう作られていたり。

ライトな層が映画館に向かい、途中でてきた「タイムリープ」の演出で「いつものやつだ」と考えてしまったように思う。

そうじゃないんだよ!

 

独特のシャフト演出に耐性がない

ぶっちゃけこれの要素大きくない?

「僕のヒーローアカデミア」が好きな子が、次に「化物語」見よう!って思ったら、

見始めたらきっと、「あれ?」って思う。

(化物語:シャフト制作のアニメ)

 

僕は化物語が大好きで、全てのアニメ作品のキャラクターの中で、千石撫子が一番好きです。

そんな僕もはじめは「なにこのアニメ?」て思っちゃった。

 

っていうかほとんどの人が思うはず。

 

建物の感じや、若干デフォルメ化したキャラ、さっき書いたシャフ度なんかもそう。

全体的にエッジが効いてるんです。

 

シャフトが得意とするのは、西尾維新の物語シリーズのような、

ものすごく癖のあるような作品だと思ってます。

 

「打ち上げ花火」では、抑えられているものの、

シャフト好きにとっては、「ああ、これね!」と感じるだろうし、

シャフトを知らない層は、「いつものと違う」というように感じると思います。

 

じゃあどんな作品なの?個人的に考える見所ポイント

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引用:「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」予告3 - YouTube

 

登場人物は、住んでる田舎も、持ってる世界観も、まあ小さいわけで、

そこから飛び出そうとする青春を見た。

 

なずなの母は男グセが悪く、それに巻き込まれてしまうなずなと、なずなを想う典道と祐介。2人ではどうにもできないんだけど、がむしゃらに大人へと近づこうとする。

 

周りに比べて一段と大人びたなずなに魅力を感じつつ、劣等感も感じている典道が、「今日だけは。花火大会だけは。」と背伸びをする。

中学1年ではどうにもできない大人の都合に葛藤しながら、「if もしも」の世界を介して、成長していく、淡く切ないラブストーリーだと思ってる。

 

大人になるのは、難しいよ。

 

もちろん作画も美しいんだけど、小説を読むときのように、登場人物の感情を捉えながら観ると、随分と魅力的な作品に映ると思います。

 

まとめ

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あざといなずな(広瀬すず)と、作画を楽しもう!!!

 

演技が棒読みだとか、ストーリーがつまらん、とか色々声が上がってるんだけど、

映画はもっとたくさんの人の力で作られてるわけで。

キャラクターに命を吹き込んでいるのは、声の演技であり、脚本でもある。

他にもBGMでもあり、3DCGだってそうだろう、っていう風に考えてます。

みんながキャラを生かしている。映画を作ってる。

 

何が言いたいかっていうと、気に入らない点がいくつかあったって、

自分の好きなポイント見つけて楽しもうよ!!ってこと。

たくさんに人の、いろんな技術を使って作られてるんだから。

 

どんな映画も「過去最低の作品!」ってレビューは必ずあるので、「とりあえず見て自分の感想を持つ」ことがもっとも重要だと思ってます。

レビューとしてはアレだけど、僕はそう思う!

 

午前中にカッパを着て映画館に向かったんだけど、

帰る頃には晴れていて、日光がギラギラしてて。雨上がりのジメジメもありました。

帰り道をバイクで走り抜ける感覚が妙に気持ちよくて。それだけで、最高でした。

 

一緒に見に行った友人は、「君の名は。と聲の形を足して4で割った感じ」

という訳のわからないことを言ってました。

共感はしてません。(主観入りまくりなので怒らないでね!)

 

音楽について

打上花火

 

ザ王道!って感じで、めちゃくちゃ好き。 

エンディングは「おぉ!」ってなるね。間違いない。

 

▼初回限定・アマゾン限定版。1620円(8/19現在)

▼通常盤はこっち。400円ほど安いです。

 

瑠璃色の地球

劇中歌となっている「瑠璃色の地球」。

 

電車で二人きりのシーンで歌われてる。

広瀬すずが歌っているんだけど、非常に良い!いい感じでした。

 

サントラ

映画にマッチしてて、感動する場面があった。夏っぽくて、いい!

▼サントラはこれ。3024円(8/19現在)

本・原作について 

原作小説

大根仁氏の書き下ろしです。映画本編の小説版。

映画が良かった!っていう人はぜひ! 

小説

監督の作品。今度読もうとしているやつです。

僕は昔のドラマを知らないので、これ読んでおこう。映像作品ありきの、小説らしい。楽しみ。

気に入った方はどうぞ!

引用:映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』- シネマトゥデイ

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