Entrance Part2

だらだらダイアリー。心を解き放て

ひとり、「嘘を愛する女」をみてきました

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一人で見る映画が好きです。一人、券売機に向かうとき。一人、売店で注文するとき。一人、劇場に入るとき。こういうところに喜びに似た、何かを感じます。

公開初日の「嘘を愛する女」みてきました。原作は岡部えつさん。監督は中江 和仁さん。CMディレクターということで、初の長編みたいです。結論から言うといいものを見せてもらいました。

感想を詳しく述べるのは避けますが、いろんな長澤まさみがみれる映画です。タバコ吸ってたり、オロオロ吐いてたり、それこそ予告編みたいな裸で気の抜けた表情だったり。高橋一生も高橋一生です。あのくしゃくしゃの笑顔、なかなかにやばいです。

ストーリーは実話に基づいているみたいで、“救われる”とはいえど哀しい話。胸が苦しくなるシーンがいくつかありました。感想はこれくらいにしましょう。

 

日記を書きます。最近近所に映画館が入ったショッピングモールができたので、そこへ見にいきました。

券売機でチケットを購入して、売店でメロンソーダとキャラメルポップコーンを買いました。劇場は死ぬほど空いていて、公開終了日ですか?って思いました。本当に、各列一人ずつくらいしかいません。これは映画が終わってからわかったことですが、実際は一人の列は僕と、その前と、その前の3列くらいであとはまばらに二人ずつ座ってました。一人映画っていいと思うんですけどね。

僕の前の夫婦、二人一緒に入ってきたのに違う列に座りました。多分夫さん、完全にガラガラの劇場を謳歌してますね。きっといろんな事情があるんだと思います。これ、いろんなことを思ったのでこの事象単体で文章書くかもしれません。

 

僕はといえば、ひたすらキャラメルポップコーンを口に運んで、時々メロンソーダを飲む、それだけ。セットで700円弱するんですけど、ポップコーンすごい多いです。これは二人用として販売すべきです。延々と、ぱくついてました。

一人映画の醍醐味って、とにかく作品に没頭できることにあります。「あ、この長澤まさみめっちゃエロいな」だとか「このシーン、あとでもう一度出てくるんだろうな」みたいに自由に考え事ができます。二人以上だったらできません。あとでどのシーンの話をしようか、だとかそう言うことを考えちゃいます。

誰かと見ると疲れる、それなら一人はどれほど楽か、と問われてもそう大して、です。隣に誰かがいなければ、手元のキャラメルポップコーンさんが気になってきます。メロンソーダさんも気になります。だから早めに食べたりして、何もない、ナチュラルな状態で鑑賞しようと急ぎます。だけれどポップコーン、多いから…、。

 

キャラメルポップコーンってまぁまぁ手がベタついたりするので、途中からハンカチを握りながらポップコーンを食べました。もはや映画を見にきたのか、ポップコーンを食べにきたのか、わからないレベルです。途中、すごく感動するシーンがあって後ろの方から啜り泣きが聞こえてきたので、「あぁここってそう言うシーンだな」って思ってちょっと泣いたりしました。手にはハンカチがあったから、指を拭いてない面を表にして涙を拭きました。

これ、いつもそうなんですけど、「感動するシーン」は「そういうシーンだな」って一度頭に思い浮かばないと涙が出ないというか、「ここ泣くところだな」みたいに考えちゃうというか、自分のこういうところ、素直じゃないみたいで嫌いです。

でも少し落ち着いて、ーーここはちょっとネタバレになるんですけどーー靴を履かずに歩く高橋一生の後ろ姿が脳内でプレイバックされて、ああやっぱりこれは哀しいな、みたいに感じ直すんです。

一人映画ってこういうところがあります。だからいい。これがいい。