Entrance Part2

だらだらダイアリー。心を解き放て

名古屋から東京までヒッチハイク。青春の終焉と、その起こり。

【今年最後の大セール】:Amazonサイバーマンデー最終日!!

東京行ってきました。けいいちです。

目的は特になし。ヒッチハイクが初めての友人と一緒に朝7時から出かけました。今回は旅の内容だけじゃなくて、色々思ったことを書いてみた。こんなこと普段書かないけれど、今回ばかりは許してね。

 

 

起床、それから 

6時前に起きた。ここ最近は12時ごろに起きるのが習慣となってしまっているので、この時間帯に起床するのはものすごく久しく、新鮮だった。

「きっと外は清々しい空気が広がってるんだろうな」と期待を抱きながら扉を開けると、なんてことはない、普段通りの夏のムンとした空気で、肩を落とした。

 

 

それから友人と合流。「本郷インターチェンジ」ってところから始めようと考え、最寄り駅に1時間ほどかけて行ってみた。すると残すところ数駅というところで、「やっべ、“本郷”じゃなくて“本陣”向かってるやん」ということに気づいた。やっちった。

また小一時間ほどかけて、真反対の「本郷」駅まで向かいます。

 

やっぱりインターチェンジ難しい

これね〜、なんども挑戦してんだけどムリ。どうやってもムリ。30分なんかじゃ捕まらなくて、毎度1、2時間かかるの。

「もうICヒッチハイクだめ!!諦めた!!そろそろ歩いて入れるPA行こう!!」

って嘆いてたら、姫路から来たと言う大学生ヒッチハイカーに遭遇。ここで、嬉しいことが。

 

「あれ…ブログ書いてますか?結構書いてますよね?」

「書いてます書いてます!!!!」

 

なんと、ブログを読んでくださった方に会えた。多分、ヒッチハイクの記事を検索から読んでもらっただけだと思うので、「読者さん」とは呼べないかもしれないけれど、すげー嬉しかった。

いろいろ考えた後に、もう一つ別のICまで移動することに。15分ほど歩く。

 

孫社長に会わせてください

僕らが目的なく東京に向かおうとしているのと反対に、その大学生は「大きな目標がある」と言うのですね。ふむ。うだるような暑さの中、歩きながら会話します。

 

「孫社長に会いたいんです」

「え?」

 

「本社ビルまで行って、ビルの目の前で『孫社長に会わせてください』って言うボードを掲げて立つんです」

「なんのためにそんなことを?」

 

「自分のやりたいビジネスがうまくいくかの相談を」

 

そもそも本社に孫社長はいないんじゃないか、と問いかけても、それでも行くとのこと。今日会えなくても、次がある。はぁ。

それから、作りたいと言うサービスの話も聞かせていただいた。

 

「これがこうやって販売できるサービスを作りたいんです」

本音を言うと僕にはそれが目新しく感じなかったし、もともとこう言ったサービスがあったりしますよ、といくつか話したりもしました。それを知った上で、細分化したら面白いじゃん、という考えに至ったそう。なんでもいいので早く形になったものを見てみたいと思う。 

僕に話した話を孫社長にしたとして、孫社長はなんと言うんだろうか…と考えつつも、何はともあれ、本社まで行ってアプローチすると言うアイデアは面白いしワクワクするので(まあ迷惑でしょうけど)、現在進行形で応援しています。

 

名古屋ICについたところで、二手に分かれて別れた。初めての読者さんとの出会いは、なかなか不思議な体験でした。

 

それでもインターチェンジは難しい

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(画像は海老名SAで書いたもの。ICでは、次のSAの名前を書いた)

 

ビュンビュン車が過ぎてゆく。ここはやはり難しい。が、先ほどのICに立ってから2時間ほど経過したところで女子大生の運転する車に載せていただけることに。

はじめて女子大生に乗っけてもらう。やったぞー!

 

大学は楽しいよ

乗せていただいた女子大生曰く、免許を取ったばかりのようで高速道路にほとんど乗ったことがないとのこと。助手席に座っているお母さんが、「今度友達を乗せる機会があるから、練習相手になってあげて笑」と笑っているのが印象的でした。とんでもないです!!

 

僕の「高校3年でうつになって、とりあえず大学行かないことにしました」みたいな話をしたところで、大学がいかに楽しいところであるかを色々と教わる。ええー。お母さんは僕の考えに大体賛成してくださって「私もそう思うよ」なんて同意して頂いたんだけれど、サークルの話なんかを聞いているときの僕はかなり前のめりの姿勢をしていたように思う。

 

最寄りのSAまで載せて頂いて、お別れ。ここであることに気づく。

 

車に乗せて頂いた後の、「へぇヒッチハイクしてるの!」の次の質問。「乗せてもらえるもんなの?」「どこから来てるの?」それから、「今学生?何年生?」

この質問に、高校三年生です。と答えると、「えぇ受験は!?」の後に、先ほどの「高校に入ってから、3年でうつになって、とりあえず大学行かないことにしました」っていう一連の話をしなくちゃならない。

これまでの「乗せて頂いた方の話をたくさん聞く」という形と正反対の、「自分の現状を語る」というヒッチハイク旅。

 

今の自分にとってはとても疲れることなんだけど、これはこれで楽しいかもしれない、と開き直ってまたスケッチブックに次の目的地をなぐり書きしました。

 

ここからはハイライトで許してね

この旅行から、もう何日か空いてしまったので「このSAから誰々にこのPAまで乗せて頂いて、それから…」みたいなのは全て覚えていないし、もう何度か書いて来たことなので知りたい!と言う人も少ないと思うので!

ここからは簡単に。大事なところだけを掻い摘んで行きます。ネッコに遭遇したことは…きっと大事。

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浜名湖SAで休憩。空腹を満たす

ここでは、緑と青と白とのコントラストがひたすら美しい景色を眺めた。

 

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すごくいい気分になれる。開放的な景色に、また来たいなぁ、と思わされました。

昼ご飯は、梅干しととり天が乗った、さっぱりしたうどん。

 

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これがマジで、ここ最近で食べたものの中で一番うまかった。熱々のとり天と、酸っぱい梅干しがありえないくらいマッチして、これでもか、と言うほど口の中が夏になった。なぜだろう。

すごく幸せて、なんども「うまいうまい」って言いながら食べた。ごちそうさまです。

 

 

少し飛んで、海老名SA 

それからのこと。面白かったイベント。行き帰り含めて、箇条書きで。

  • 「よし、ヒッチハイク再開!」と意気込んで、グーサインとスケッチブックを差し出した瞬間、車が目の前で停車する「1秒ヒッチハイク」を経験したこと
  • カップルさんに乗せていただくも、気の強めな彼女さんに彼氏さんが圧倒される様子を1時間ほど観察させていただいたこと(ツイッターを相互フォローしたので、この記事を読んでいただけているかもしれません。その節はありがとうございました!)
  • ご近所さんに乗せていただけたこと(ちなみに息子さんが、受験を控えた僕と同い年で、高校も知っているところでした)

これくらい。っていうわけでヒッチハイクの話は、ここ上りの海老名SAで最後にします。海老名SA、やっぱりでかいねー。

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ここにきたら必ず飲むコーヒー。カルビーの店舗で注文できるよ。

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大学生グループに乗せていただいた

車が合流する地点で立っていると、「車ないんですか?どうしたんですか??」 と窓から声をかけてもらいました。

「今、ヒッチハイクしてて」と説明すると、すぐに乗せていただけることに。大学生、3人が乗った車だった。にしても「車ないんですか?!」と声をかけられたのは初めてだ…。

 

爽快なテンポと僕の心情

この車内で、色々と考えることがあった。

僕同様、運転席でFPSゲーム(ファーストパーソンシューティングの略。一人称視点のゲーム)が大好きと話す金髪の男性、助手席で口を抑えて激しく笑う男性、後部座席で「うんこを漏らしかけた」話で時々いじられる男性。

3人が特別なテンポで繰り広げる会話に、僕は爽快感を感じて楽しくなってしまった。信頼し合っていないと成り立たないような、何気ない会話の中に魅力を感じたし、この時いろんな気づきを得た。

その話は、また後でするとして、ここからは東京に入ってからの話。電車を乗り継いで浅草に着いたよ。

 

ゲストハウスに着いた。夜の浅草を歩き回る。

とりあえず、最寄りの銭湯を目指します。そこからフラフラしながら、飯食うところを探すことに。

 

風情あるなー。

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そして銭湯に到着。ここは蛇骨湯ってところです。少し前に改装があったそうで、綺麗な施設でした。

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夜ご飯はもんじゃ焼き

せっかく浅草に来たのでもんじゃ焼きを食べることに。完全に飯テロだ。僕は写真撮影の知識が全くないけれど、アツアツ感はわかってもらえると思うので満足です。

 

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もんじゃ焼きの店を出て、ゲストハウスに戻る。しばらくベッドでゆっくりした後にリビングへ降りた。女性2人が缶ビール片手に身内の話で盛り上がる中、簡単にブログを書き終えて就寝。

www.soredemotbc.com

おやすみ。

 

おはよう浅草

目が覚めたのは、5時30分。思えば昨夜は眠れなくて、結局眠れたのは深夜3時過ぎだったと思う。クラクラする中、目をこすって友人を起こしたのが6時。帰るよ。

 

せめてもの、と雷門を見に来ました。夜同様お店は何もやってないし、「本当にここが、あの雷門?」と言ったような佇まいだった。観光という観光はここでおしまい。これは果たして観光なのか?

 

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帰りもヒッチハイク

新東名高速の下り静岡SA。山に囲まれててとにかく暑い。順調だったのが、滞った。ここでは、お茶の試飲みたいなのに半ば強制的に参加させられたけど、冷えてたから感謝。

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ヒッチハイクをはじめて1時間ほど経った頃、作業着の中年男性に、声をかけられた。

「にいちゃん、いくらや?」

「いくら…?」

 

「いくら出すんや?タクシー代くらい出すなら乗せてったるで」

「…。」

 

車の出入りも少なく、大半が休憩時間となった。ポケモンGOをしている様子。

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暑くて死にそうだったけれど、なんとか乗せてもらった。ここからは、僕の考え。

 

大学、行くわ

大学に行くことに決めた。僕はうつになってから、とにかくぼうっとする日々を過ごした。夏休み後半にはこれまで通り机に向かえて夏休み明けからは学校復帰するだろう、と考えてたんだけど、恥ずかしい話、夏休みは一切ペンを握らなかったし、以後も学校には通えなかったのですね。

とにかく本を読んで、映画を見る毎日。なんとなく積ん読になっていた伊坂幸太郎『砂漠』を読んで見たのだけど、青春小説として傑作で、心を揺すぶられてしまった。

入学した大学で出会った5人の男女。ボウリング、合コン、麻雀、通り魔犯との遭遇、捨てられた犬の救出、超能力対決……。共に経験した出来事や事件が、互いの絆を深め、それぞれを成長させてゆく。自らの未熟さに悩み、過剰さを持て余し、それでも何かを求めて手探りで先へ進もうとする青春時代。二度とない季節の光と闇をパンクロックのビートにのせて描く、爽快感溢れる長編小説。

 

書評の欄にあった、吉田伸子さんの言葉も印象に残っている。

19、20歳といった年頃は、思春期を終え不機嫌なままでいることを許される季節が過ぎ、だからと言って毎日機嫌よく振る舞えるわけではない。子供でなければ大人にもなりきれず、悩みに悩んだ挙句、宗教や精神世界といった抽象的なものに飲み込まれやすいといった、19,20歳の危なっかしさを挙げたのち、

では、どうすればいいのか?と打開案を提案する。

四半世紀以上前に二十歳だった私の経験から言わせてもらえるなら、ひたすらに無駄な時間を過ごすこと、である。無駄であれば無駄であるほどいい。無駄、というのは五感が強いか。無意味、という方がいいかもしれない。無意味な時間を一緒に過ごす仲間がいれば、さらにいい。毎晩飲み歩いてもいいし、毎晩誰かの部屋でしゃべり倒しても、ぼぉ〜と過ごしてもいい。そうやって無意味な時間を積み重ねていくことで、ゆっくりと見えてくること、わかってくることが、必ずある。焦らずに、その時を待てばいいのだ。

ウォォォォ。これまでの僕と言ったら自意識が一人歩きしていたものだから、いつだって満身創痍となっていた気がする。鬱になった理由もある程度そこにあるんじゃないかなんて。

立ち止まってゆっくり考えてみると、誰もがそんな強い姿勢である必要はなくて、これまで僕が非難していた「何も考えず、なんとなく大学に進学して就職する道に乗っかる人」も間違っていないんではないか、と気づいた。

 

1人で悩み、くすぶっていても仕方ない。「砂漠」の中で登場する学長の言葉であり、「星の王子さま」で有名なサン=テグジュペリの言葉である言葉の通り、

「人間にとって最大の贅沢とは、人間関係における贅沢のことである」

 

 僕らは「無意味な時間を一緒に過ごす仲間」に恵まれさえすれば、それだけで幸福なんじゃないか。

僕はブログを通じて知り合って人々と直接会う経験を何度かしてきた。そのため、「ブログを通じて一定のコミュニティが作れるしそれでいい」と大学に行かない理由を固めてきたけれど、少しずつ「なんか違うなあ」と感じていたのも事実。

結局どれだけブログ界隈のコミュニティを広げても、一緒にヒッチハイクしている1人の友人の方が一緒にいて心地いい。近くのショッピングセンターのフードコートで集まって駄弁っている、あの無駄な時間こそが大切だ。

 

気のおけない友達を作りに大学に行こう。その決意をここに記しておくぞ!そんな感じ。

 

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